ここでは私が過去に働いたフジテレビ・見学コース運営のお仕事・人間関係の体験談をご紹介します。
2007~2012の間に約5年間アルバイトとして働きました。
若い人が多く、楽しくワイワイできました。
これからテレビ局でバイトをしたい人の参考になれば幸いです。
目次
アルバイトへの応募動機・応募方法
IT系の会社を辞めた後に何か楽しめる仕事がしたい、と思って見つけたのが当時の夏イベント「お台場冒険王2007」(現在の「お台場みんなの夢大陸2017」)
携帯で求人情報サイトから見つけ応募することにしました。
未経験可で一ヶ月以上安定してバイトができることが魅力で、しかもテレビ局で働けると色々楽しそう。
そんな期待も込めて応募しました。
応募後にバイト先の会社から電話があり、面接の日程と持ち物・集合場所の連絡があります。
面接で必要になったものは以下の通り。
- 印鑑
- 通帳(口座番号・支店が分かるもの)
- 履歴書
- 筆記用具
また服装の指定は特になかったと思いますが、ジーパンとポロシャツで面接へ行ったと思います。
面接~採用連絡
当日はフジテレビ1階にあるインフォメーション前集合です。
現在は変わっているかもしれませんが、集合した後にインフォメーションのスタッフに「面接で来た事」と「面接する会社名・自分の名前」を伝えます。
集合時間になると人事(または他社員)がやってきてフジテレビの中へ案内されます。
面接場所は事務所、または会議室でその時の面接人数によって変わります。
私の時は会議室でした。
面接では志望動機や履歴書を見て質問が来るので答えます。
その他に週どれくらい入れるか、希望の勤務先はあるか、給料の説明などがあります。
時間は30分~1時間くらいで終わります。
採用連絡は当日の夕方~夜、遅くとも翌日に来ます。
不採用の連絡はあったと思いますが、詳しくは当日確認した方がよいです。
私は昼過ぎに面接があり、当日の夕方に採用の電話がありました。
電話では、バイトとして働く前の研修の話になります。
研修日の打ち合わせが始まり、日にち・集合場所・服装・時間などを決めます。
これ以降はメールでもやりとりができるので分からない事があれば電話、またはメールで連絡します。
フジテレビ・見学コースバイト情報
事前に準備したもの
- ベージュのチノパン(イベント時のみ使用)
- 目立たない色のスニーカー(白・黒色など)
- 腕時計(勤務中にスマホ・携帯電話を見るのはNGです。)
- 飲み物
- 筆記用具
お仕事当日の動き
実際にお仕事を始める前に一度事務所へ仕事の説明を聞きに行くことがあります。
その際は私服で筆記用具を持参し、全体的な仕事の説明とバイトの様子を見学します。
その次に仕事へ行く日から通常のバイトとしてお仕事がスタートします。
仕事の当日はフジテレビ1階の広場に集合。
首から下げるパスをもらって事務所へ向かいます。
(自分で受付を済まし入講証をもらう時もあります)
事務所で仕事用のパスへ変更し、更衣室で着替え、タイム―カードを押します。
(服装はイベント期間中はチノパンにTシャツ・帽子の貸出、通常営業のときは専用のポロシャツ・ジャケットが支給されます。)
その後当日の勤務場所・準備確認を行い、同じ場所で働く仲間と移動します。
仕事場へ着くと、まずはお客さんが来ても良いようにオープン準備が始まります。
初めて勤務する時は一人先輩が付くので一緒に教えてもらいながら行動します。
仕事内容
私は25階の球体展望室と24階が仕事場で、お客様の案内やチケットもぎり、エレベーターの操作、アトラクションの運営など行っていました。
10時~18時までの営業時間中に3~5人でローテーションを組み交代で仕事をします。
仕事のやり取りは無線を使うので一人一台無線(シーバーとも呼ぶ)をつけながら行動します。
営業終了の片づけ~勤務終了
営業時間が終わりに近づくと、閉め作業に移ります。
看板の片づけから落し物チェック・清掃など。
全てのお仕事が終わると事務所へ戻り、タイムカードを切った後、着替えて終了です。
翌日も勤務がある方は勤務場所の確認も行い、シフトの提出日が迫っているときはシフトを人事へ提出します。
この後フジテレビを出てバイトは終了です。
フジテレビバイトの特徴
働く仲間の特徴
学生が半分以上を占める職場で平均年齢も25~30歳くらいです。
バイトは学生、20~30代のフリーターで男女比は6:4くらいです。
とにかく仲が良く、バイト後に近くのアクアシティーやダイバーシティーでご飯を食べたり、休日にディズニーへ行くこともあります。
年齢が若いこともあって恋愛も活発で、そのまま結婚する人もいます。
社会へ出る前の学生にはおススメの環境です。
大変だったこと
見学コースは広く、関わる要素も多いので覚えることが多いです。
基本はマニュアルに沿って覚えるのですが、臨機応変の対応やポジションで仕事が大きく変わるので慣れるまでは大変な場合があります。
また外で働くこともあるので、真夏の暑さや日焼け・真冬の寒さの影響をもろに受けます。
フジテレビがあるお台場は海風が強く、台風や突風の中働くときは大変です。
楽しかったこと
とにかく仲が良かったこと。
そして多くの仲間がいるので、必ず仲良くなる人がいます。
仕事中もコミュニケーションが取りやすく、休憩中も楽しく過ごせます。
社員の人も20代~30代が多いので打ち解けやすいですよ。
バイトから社員になった方が多い職場です。
仕事以外では、夏のイベントが終わると打ち上げをしたり、年末には忘年会、3月には送別会、ゴールデンウィーク後にも打ち上げをやったりと、とにかく活動が活発です。
個人ではBBQやディズニー、富士急、ライブなどを企画して楽しんだりしました。
このバイトを体験して感じたこと
フジテレビバイトだからできたメリット
フジテレビの見学コースは1階、5階、7階、24階、25階と幅広いエリアを使います。
その為覚える事も多く、多くのバイトが動きます。
最初は大変ですが、慣れてくると無線で流れてくる状況で「今ここで起きてる事がこんなふうに影響してくる」と先読みができるようになり、予測した動きができるようになります。
また来場されるお客様は、子供から年配の方、外国人まで幅広いだけでなく、テレビ好き、地方からの観光など目的も様々で幅広い対応力が求められます。
そした環境に揉まれることによって臨機応変に対応できる力を養えますし、普段は接しない方と話すことで考え方・価値観も変化していきます。
この辺りも学生の方はいい勉強になると思います。
また10~20代の同年代が多く働くので一緒に頑張ることができるのもメリットです。
このバイトだからあったデメリット
若い人が多い分、勢いで行動してしまったり、小さなことで人間不信になりがちです。
特に本人には言わず、陰でコソコソ噂をするような状況は誰も得することはありません。
実際にお客様のクレームに対する擦りつけ合いで数人のバイトが辞めました。
事態を打開するべき社員も若いため、あやふやな対応になりがちなのは欠点の一つです。
またバイトの人数が多いため、どうしても個々の頑張りが物を言う職場になります。
先に働く経験者がリーダーシップをしっかり発揮しないと厳しい状況もあり、バイト依存が良くも悪くも高い職場と言えます。
今の付き合い
現在も連絡を取り合う仲間や、会って遊ぶ仲間もいます。
バイト仲間の結婚式へ出席したり、旅行へ出かける人もいます。
facebookでも交流がありますよ。
私の東京の友達は、ほとんどこのバイトで出会った人たちです。
バイト中は色々ありましたが、なんだかんだ良い思い出です。
そしてこのバイトの経験がのちのイベント派遣の仕事や今の生き方に繋がっています。
こんな方へおススメ
時給は1,000円くらいと決して高くはありません。
また立地も台場なのでゆりかもめ・りんかい線を使うにしても交通費が高くなりがちです。
しかし、学校以外の友達を作れたり、一緒に働くことでチームワークの大切さや相手の気持ちを考え、クレームへの対応を学ぶことができます。
フリーターは新しい就職先を見つけるまでの充電期間としてリフレッシュできる環境ですし、イベントの仕事を理解するにも基礎を学べる環境です。
芸能界に興味がある方は直接番組に関わることは難しいですが、局内を通る事も多いですし、職場内で番組のロケなどもよくあります。
こういった経験からテレビの世界をより身近に感じることができるかもしれません。
実際過去にはフジテレビアナウンサーになった方もこのバイトをしていました。
(バイトからのコネとかはないですよ)
そういった「アナウンサー」になりたい人もテレビ局で働くことでモチベーションを維持できるかもしれません。
以上が私の経験談でした。
おわりに あなたもフジテレビで働いてみませんか?
体験談はいかがだったでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
興味があればあなたもフジテレビで働いてみませんか?
募集のタイミングが合えば私と同じバイトができるかもしれませんし、テレビ局には技術系・施工・美術で番組に関わるお仕事もあります。
またそれ以外にもイベントのバイトはたくさんあります。
ライブやコンサートの運営、展示会の案内など活躍の場はたくさんあるのでぜひチャレンジしてみて下さい。
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本日もご覧頂きありがとうございました。