今回は、2014年ブラジルワールドカップまで指揮され、歴代監督のなかでも大人気の「アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督」の講演の内容をご覧頂きます。
テーマは「組織マネジメント」。
そして今回はサッカーチームのリーダーの役割について語っています。
長谷部選手の話も出てきますよ。
通訳にはお馴染みの矢野大輔さんがいらっしゃり、著書・通訳日記にもつながる日本代表選手の活動を追ったエピソードもあります。
代表選手と監督のことをもっと知りたい!
という方も楽しめる内容になっておりますのでご安心ください。
【追記】
当時の私は代表が大好きで、上の写真のようにNumberと通訳日記も買い、さらに講演にも駆けつけていました(笑)
日本代表は今ロシアワールドカップ・アジア最終予選の真っ只中です。
ここでもう一度!4年前の当時を思い出しながらみなさんと熱い気持ちを共有したくて書きました。
それではご覧ください。
ご一読される前に
2回目:強いチーム・強い組織とは 3回目:アジア杯・ブラジルW杯を振り返る
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目次
本文をざっくり要約 -『リーダーに求められること』とは
キャプテンに求められるものとは
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登壇者プロフィール
アルベルト・ザッケローニ
1953年4月1日生まれ、イタリア出身。現役時代のポジションはサイドバック、20歳を前にして引退。 過去にウディネーゼ、ACミラン、SSラツィオ、インテル、トリノFC、ユヴェントスFCとイタリアのクラブチームの監督を務める。 イタリアサッカー伝統の超守備陣形のカテナチオではなく、攻撃重視の3-4-3フォーメーションを好む監督として知られる。
日本代表時代 2010年8月30日、サッカー日本代表監督に就任。 代表監督初采配は10月8日の国際親善試合で、アルゼンチンに日本代表史上初めて勝利(1-0)した。 2011年に行われたAFCアジアカップで優勝へ導いた。 監督に就任してから2011年11月15日の北朝鮮戦に負けるまでは1年間無敗(16試合)が続いていた。 2013年6月、2014年ブラジルW杯アジア最終予選グループBを5勝2分1敗の成績でグループ1位となり、5大会連続となるワールドカップ出場を決めた。 2014年6月、ブラジルW杯本大会は1分2敗でグループリーグ敗退となった。 日本代表監督就任後、素早いパスワークとサイドを起点にした攻撃的サッカーを掲げ強化に努めてきたが、集大成であるW杯で結果を残せず、6月26日、日本代表監督の退任を表明した。
北京国安時代 2016年1月19日、中国サッカー・スーパーリーグの北京国安の監督に就任することが発表された。しかし、開幕から9試合で勝点を9しか獲得できず低迷し、同年5月19日に成績不振で解任された。 (Wikipediaから抜粋) |
矢野大輔
1980年7月19日東京都生まれ
セリエAでプレーするという夢を抱き、15歳で単身イタリアに渡り、言葉や文化の壁にぶち当たりながらもサッカー漬けの青春時代を過ごす。 その後、プロサッカー選手になるという夢は断念するも、イタリアに残りトリノのスポーツマネージメント会社に就職。 アレッサンドロ・デル・ピエロを筆頭とするトップアスリートの近くでマネージメントを学びつつ、日本とイタリアの企業の橋渡し役として、商談通訳やコーディネートに従事しながら日伊両文化への造詣を深める。 2006年にトリノに移籍した大黒将志選手の専属通訳となる。 そして2010年、アルベルト・ザッケローニの日本代表監督就任に伴い、チームの通訳に就任。 ブラジル・ワールドカップまでの4年間、監督と選手の間を取り持つ役割を担い、刺激的かつ緊張感溢れる日々を経験する。 2014年7月ブラジル・ワールドカップ終了に伴いザッケローニ監督の退任と同時に代表チームを離れる。 ザッケローニ監督が全身全霊をかけて作ったチームとその4年間の積み重ねを多くの人に伝えること、あきらめなければ夢はいつか必ず、形を変えてでも叶うというメッセージを子供たちに伝えるために、執筆、講演、メディア出演などを精力的に行っている。 (矢野大輔オフシャルウェブサイトより抜粋)
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並木裕太
株式会社フィールドマネージメント 代表取締役。慶応義塾大学経済学部卒。
ペンシルバニア大学ウォートン校でMBAを取得。 2000年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、09年に独立、フィールドマネージメントを設立。 エレクトロニクス、航空、インターネット、自動車、エンターテインメントなどの日本を代表する企業の戦略コンサルタントを務める。 2015年に、MBA母校のウォートン校より、40歳以下の卒業生で最も注目すべき40人として日本人で唯一ウォートン40アンダー40に選出される。 スポーツの分野では、野球において、プロ野球オーナー会議へ参加、パ・リーグのリーグ・ビジネス、ファイターズやイーグルスなど多数のチームビジネスをキーマンとともにつくり上げており、 Jリーグ理事就任までは、湘南ベルマーレの取締役として、チームビジネスの推進に尽力してきた。 さらに、日本のスポーツを支える指導者を表彰するJapan Coaches Awardを運営する、Japan Coaches Associationの理事や日本一の社会人野球クラブチーム「東京バンバータ」の球団社長兼GMでもあり、プロアマ問わず、日本のスポーツビジネス発展に尽力している。 (株式会社フィールドマネージメントHPより抜粋) |
『リーダーに求められること』とは
講演日:2014年11月26日(水)
場所 :ベルサール渋谷ファースト
ザッケローニ(以下ザック)
リーダー論に入る前に、これまでやってきた・マネージメントしてきた方法について話していきたいと思います。
今回このセミナーのお話を頂いたときに、受けるのは構わないけどリーダーとはどうあるべきか、という話をするのではなくて、自分がこれまでどういった形でマネージメントしてきたとか、どういった形でコミニュケーションを取りながらグループをまとめてきたのか、という話をするのであれば問題ないと言うことで受けました。
本題に入りますと、今やってることを、30年前・つまり監督のキャリアを始めた時にやっていたかと言うとそうではない。
監督業を始めたのが私が29歳の時だったんですけれども、そこで一気にトップレベルに行けるわけじゃなくて、少しずつステップアップしてきたのが良かったのかな、というふうに感じています。
そういう意味でピッチ上での経験というのも培いながら上にいけたという風に思いますし、サッカーには様々なシチュエーションがあって、選手達も性格が違いますから、そういった選手たちにどう言って対応していったらいいのか、経験を積みながらやってくることができました。
並木裕太(以下並木)
変化したものの話と最初から大事にしてて変わらなかったものってありますか?
ザック
正直30年前から変わらず守ってるものはないという風に思っていて、ほぼすべて変えたと思っています。
なぜかというと経験を積みながら変えていかなければならないと思いましたし、フレキシブルにその状況に順応していくことで、ここまでやってきました。
それはピッチ上で起こってることに対してもそうですし、人材のマネージメントにおいても同様のことが言えます。
唯一変わってないところがあるとすれば、他がやってるから自分もやってみようとか、そんなことは最初からやるつもりも無かったし、現在もやっていません。
並木
んーなるほど。
ここにいる方はビジネスマンの方が多いんですけど、多分今の話のヒントとしては、状況に合わせてフレキシブルに動けることがリーダーにとって大事だと一つ感じましたね。
ザック
私はサッカーのチームの監督ですのでビジネスの世界とこの話がどこまでリンクするのか、またどこまで共通点があるのかというところが正直分からないですけど、このセミナーの後に皆さんの中で似てることがあったり、ヒントになるものがあればいいな、というような気持ちでいます。
ザック流・選手との信頼関係の築き方
司会者
会社を築いていく上でも人間関係も大事かなと思うんですけど、ザッケーローニさんは今回のブラジルワールドカップの終了後、日本からイタリアへ帰国される際は代表の長谷部選手と内田選手がお見送りにサプライズで空港まで来てくれたというエピソードがありましたが。
なかなか選手と代表監督という仲で、(お見送りということは)ない事だとは思うんですけれども、どんな風に選手と信頼関係を築いてきたんでしょうか?
ザック
まずチームを一周してグループを見るときに、最初に目的に置くのは選手たちの信頼を勝ち取る・得ること、これを一番に目的として置く。
やはり人と人との関係を構築していく中で、信頼がなければ何のハードルも越えていけないという風に思っているので、まずは信頼関係を作っていく。
結局選手たちの信頼関係を築いていく上で時に感動があったりもしますけれども、逆に信頼がないとそれもすぐに無くなって失ってしまう。
並木
イタリアで監督をされていて、様々な国籍のプレーヤーと接して来られたと思うんですけれども、日本代表の監督をされた時に、日本特有の信頼関係とか作り方とか違いを感じられましたか?
ザック
特に日本人の選手だからといって変わったところはないんですけれども。
なぜかというとまず日本に自分が来た時にイタリア人として来る訳じゃなくて、日本人になりきったつもりで、日本の文化を尊重しようという気持ちで日本代表チーム(監督)に就任しました。
そこで日本の文化にまず溶け込む、まず把握をする、そして尊重しながらピッチの所だけ自分のサッカー観を植え付けていく、そういう作業をしました。
またその理解を深めていく上でいろんなツールを使ったんですけれども、例えば通訳ですね、やはり選手との関係を構築していく上で非常に大切ですし、・・・あのーあまり言わないですけれど(照)←矢野さんの心情))
サッカーをどれだけ通訳(矢野さん)が学んだかは分かりませんけれど、コミュニケーションの所では大活躍してくれた。
後は日本サッカー協会の首脳陣もそうですし、サポーターの方々も仕事がしやすい環境をうまく作ってくれました。
選手達も歩み寄ってくれるといいますか、監督のためにチームのためにやろうと思ってましたから、そういう意味で苦労というものはほとんどなかった。
司会者
信頼関係築くのって、4年間がなかなか短いんじゃないかなって思うんですが、どういう風にコミュニケーションしてらしゃるんですか?
ザック
少しずつの積み重ねが大事だと思うんですけれども。
例えば自身が就任した時はフレンドリーマッチを2試合しか戦えずに、アジアカップに行くというスケジューリングだったんですね。
まず最初はアジアカップの所で約1ヶ月間チームと一緒にいることができたので、最初の関係を構築していく。
選手達と24時間共にすることによってトレーニング・ピッチの外・自由時間、そういったとこでコミュニケーションを重ねることで、選手たちの性格を徐々に把握することができました。
当時よく記者の方に質問されていたのが、トレーニング終わったあとに個別によく選手に話してる姿が珍しかったのか、「何を話していたのか?どうして話していたのか?」よく質問されたんですが、
自分にとってはすごく自然なことで選手とコミュニケーションを取るっていうのは凄く大切な事だと思っています。
それでは具体的に彼らとどういう風に融合していくのか、彼らをどういう風に理解していくのか。
何か共通項を個別に選手と自分に何があるのかというのをフレキシブルに探している。
ただ、話すタイミングであるとか、その時の温度というのは気にしていまして、なぜかというとスタメンで出ていて活躍してゴールを決め続けている選手は凄く話しやすい訳ではあるんですが、なかなか試合に出れずに悔しい思いをしている選手に歩み寄る時には、それ相応の気をつかいます。
並木
歩み寄るとき、特に控えの選手とコミュ二ケーションを取る時、どんなこと気にされてますか?
ザック
実際にそういうケースがたくさんあって、23人呼ぶんですけれども11人しかスタメンでは選べないので非常に多いケースであるんですけれど。
日々繊細なんですこの仕事というのは。
この作業は、出てない選手はすごく繊細で日々気にかけてあげなければいけないという風に思いますし、やはり難しいところがサッカーというのは接点がいっぱいあるスポーツですね、つまりジャーナリストも外にいますし、後は友人も電話で連絡取れますし、また家族とも連絡が取れますし。
その中でいろんな人が「なんで出てないの?もっとあなたが出たらいいのに」というインプットが入ってきてしまう。
並木
なるほど。
ザック
例えばひとつ試合が終わって、選手に対してこの試合のここが良かった・ここが悪かったと説明したとする。
ただ、そこから家に帰ってしまって家族と話して「今日の試合すべてよかった」であるとか、またジャーナリストと話をして「悪いことがなかった」というインプットが入ってしまうと、やはり難しいな、と感じています。
並木
今年のワールドカップの催中、具体的な例を挙げられるとしたら、この選手にこんな話をしたんだよ、っていうお話できることはありますか?
ザック
具体的な例はパッと頭に浮かばないですが、手元に23人の選手がいる。
そういった意味では常に23人に気を配っていなければならない、気にかけてあげなければいけない、つまり選手を見てあげなければいけないという風に思っています。
例えば経験から学んだことですけど、選手全員を引っ張ってあげる、選手全員を見てあげる、気にかけてあげる、そうすることによって選手も自分の事を見てくれる、自分のいう事を聞いてくれる。
つまり選手のことが必要になった時に聞いてくれる・聞いてくれないのでは大きな差が出てしまう。
あと選手の叱り方・注意の仕方なんですけれども、やはりネガティブなことを言う前に必ずポジティブなところ、つまり今日の試合ここが良かったよ、このプレーが良くできてるよ、でもここが課題だというような話をする。
なので先にポジティブな事を話してあげる、そのあと課題の修正を求める。
あとは選手の中には怒りっぽい・気が短い選手がいる訳ですね。
例えばそういった選手っていうのは他のチームメイトの前で怒られるっていう事のが非常に嫌いなんですね。
そういった意味では選手の性格を把握した上で、一人だけ個別で呼んで、課題の修正を求めたりっていう手法を使う。
これも経験から学んだことなんですけれども、ハーフタイムの時にプライドの高い選手・気が短い選手をチームメイトの前で叱ると、後半に入って急にパフォーマンスが落ちてしまう。
そういった事があったので個別で呼ぶというようなやり方をしています。
「未来の事は正直興味がない、何があっても代表チームの為に力になりたい」(長谷部)
司会者
そういった監督の上手いまとめ方で、ザックジャパン非常に上手くまとまっていたと思うんですけれども、組織のリーダーという意味でサッカーチームには監督の他に、キャプテンがいますけど、会社などのトップマネジメントと比較すると、監督が会社のトップマネジメント、とするとキャプテンは中間管理職のような役割だと思うんですが、キャプテンに求められるものとはどういったことだと思いますか?
ザック
まずキャプテンに求める資質の話をする前に、やはりキャプテンと自分がしっかりとした信頼関係を構築しなければいけない。
そういう意味ではまず、自分から発信することが大切です。
なぜかと言うとキャプテンというのはチームの中で大切すぎる存在なんです。
つまり会社の中の中間管理職という立場と言われましたけれど、やはり上の意見とか考えをしっかりと、サッカーで言うとチームメイトに伝えなければいけない。
その役割を担うのがキャプテンです。
例えばこの4年間のザックジャパンのキャプテンは常に長谷部だったんですけれど、本当に長谷部というのはあのチームに必要不可欠な人間でですね、例えば自分が届けられない想いであるとか、届かない、自分だけでは。
そこに対してアプローチしてくれた、つまり長谷部が自分の声を届けてくれた。
長谷部をキャプテンにした理由ですけれど、やはり全員の信頼を勝ち得てると思いますし、ただ以前からキャプテンだったからキャプテンにした訳ではなくて、そういった人間だったからキャプテンにした訳で。
彼が監督のメッセージをチームメート全員に伝播することが、影響力というのを持ってましたから、そういった理由で長谷部をキャプテンに置きました。
これまでのキャリアでたくさんの素晴らしいキャプテンと出会ってきましたけれども、長谷部はその中でもトップクラスだと思います。
司会者
具体的にはどんな行動・言動が長谷部選手をキャプテンにしようと思った、何か一例はありますか?
ザック
今からするエピソードなんですけれども、恐らく明日(2014年11月27日)発売の(矢野)大輔の本をみて頂ければ、4年間の記録が載ってますので、バッチリとあると思うんですけれども、
(会場:笑い)
これはワールドカップの時のエピソードなんですけれど、長谷部のコンディションがなかなか上がらずに少し体に問題を抱えていました。
それで監督としては
「長谷部の健康を損ねてまでプレーをしてくれと言うような権利はない。君の健康を奪う、そんな権利は私にはない」というような話をしたんですけれど。
そこで長谷部が言った事が
「未来の事は正直興味がない、今が凄く興味があって、何があっても代表チームの為に力になりたい」
というような話をしたんです。
30年間監督をやってますけれど、こういったエピソードというのは正直初めてでしたし、自分の健康を損ねてまでやるという気持ちを見せたのは彼が初めてです。
キャプテンの共通点。長谷部とマルディーニと本田
並木
以前、監督が本物のキャプテンは長谷部選手とマルディーニ選手(現役時代ACミラン所属・イタリア代表)の二人だ、とおっしゃってたんですけど、そこで彼らの共通点、あるいは違う点、なんでしょうか?
ザック
それぞれのスタイルは違うんですけれど、つまりそれぞれのあり方は違うんですけれど、やはりロッカールームの中で、つまり選手達の間でリスペクトされている。
共通項探すとすれば、やはり面倒見がいいところだと思っている。
チームメイトが何か必要があったらすぐ助けに行くとかですね、そういった精神の持ち主だと思います。
二人とも口数が多い方ではなくて、日常的にあまり多くを言うタイプではない。
ただチームが困難に陥った時・苦しい時には彼らが必ず何かを喋る、先頭に立って言葉を発する。
そういった共通項があります。
司会者
(2人は)ここが違う、というのはありますか?
ザック
そんなに大きな違いというのは正直見つけられなくて、二人ともまずは自分に対して凄く責任が強い、つまり自分に厳しい人間ですね。
あえて挙げるとすれば、一人がボランチで一人がサイドバックです。
(会場:笑い)
二人とも本当に問題が起きた時、また何かあった時にどのタイミングでどういったアプローチしていこう、どう声かければいいのかということを完璧に把握している。
そういったところが共通しているなと思います。
サッカー選手の中でそういった人間を見つけるのは非常に難しいです。
司会者
よくメディアなどで言われているのが、はちぇべ選手(ちょっと噛んだ)すごく真面目な方、っていう風に言われているじゃないですか、最近本田選手もキャプテンをされていましたけれども、
ザッケローニさんからご覧になって、本田選手はどんなキャプテンだと思いますか?
ザック
まず本田圭佑ですけれど、自分自身の責任をしっかり持ってチームを牽引していく。
また4年間非常によくやってくれましたし、4年間はキャプテンはほとんど長谷部だったので本田がキャプテンをやることはなかったですけれども、彼は非常にストイックで自分に厳しいタイプです。
キャプテンというのはですね、ロッカールームでのリーダーでもありますし、尊敬される存在でもありますし、選手たちの他のチームメイトからリスペクトされている、信頼されているという喜びを感じられるポジションでもあると思います。
そういう意味では本田も同様にキャプテンの資質を兼ね揃えている、相応しい選手です。
本日もご覧いただきありがとうございました。