sea-resort

著作者:Mohd Khairul Hakimi Abdul Wahab

 

リゾートバイトを経験して我慢することも楽しいこともあった。

そして不便に慣れる頃には都会のありがたみが身に沁みります。

今回は私が北海道で体験したリゾートバイトを存分にご紹介します!

初めてリゾバをやる方は期待と不安で溢れていると思います。

私は「心配するより楽しもう!」といいたい。

一緒に働く仲間もいる。

リゾートには悩みを忘れさせる楽しさがあります。

ただし、準備だけはしっかりやる必要があります。

これから紹介する体験談が少しでもあなたの助けになれば幸いです。

 

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私は北海道の赤井川村にある「キロロリゾート」でリゾートバイトしました。

キロロリゾートは小樽市から車で40~50分、札幌市からは80~90分くらいの場所にあります。

キロロに決めた理由はズバリ「部屋が個室」で、「市街地に1時間以内で行ける無料バスがある」からです!

こういった好条件はあまり無く、キロロは本当に恵まれている場所だと思います。

たとえば「ルスツ」や「ヒラフ」も有名なスキー場ですが、個室は少なかったり、街まで遠く移動手段にお金が掛かったりします。

ただし周りは山に囲まれ人家は少なく、働く人のほとんどは寮に住んでいます。

お店もホテルにある小さな売店くらいでやっぱり不便でした

 

キロロリゾートの施設概要

  • スキー場
  • マウンテンセンター(チケット販売・レンタル受付・更衣室・フードコート)
  • ホテル・シェラトン(宿泊・レストラン・温泉)
  • ホテル・トリビュート(宿泊・レストラン・温泉・お土産売り場・プール)
  • 従業員寮(2ヶ所)

 

リゾートバイト 寮の環境

写真は男子寮(しらかば寮)

寮は2か所あり、「男子寮」と「共同寮」に分かれています。

私は男子寮でした・・・ちょっと残念!

2つの寮に共通する設備は以下の通りです。

  • 鍵付き完全個室(暖房・机・テーブル・収納あり・W-IFI繋がる・TVあり)
  • 共同トイレ&洗面台
  • 風呂は大浴場(中浴場?)とシャワー
  • 食堂(朝・夜)有料
  • ラウンジあり
  • キッチンなし
  •  館内Wi-Fi環境あり(2017年から設置)
  • 共同洗濯機あり
  • ワックス塗り場あり
  • 光熱費無料
  • 部屋代&布団レンタル有料
  • 飲み物・カップ麺・お菓子自販機あり
  • 車持ち込みOK(無料駐車場有)

男子寮だけにあるもの:一部の部屋に「小さい冷蔵庫」

共同寮だけにあるもの:女性専用エリアに「ミニキッチン」

 

リゾートバイト 寮の禁則事項

思ったほど厳しいルールはありませんでしたが、男女間の問題は昔からあるらしく、そこだけ厳しくなってました。

  • ガスの使用禁止
  • 異性の部屋へ入室禁止。交流はそれぞれの寮のラウンジ、または食堂のみ
  • 食堂で五千円札と一万円札の利用禁止。利用できるお札は千円札のみ
  • ラウンジの利用は最終バスが来る時間まで

上記にあるバスとは、それぞれの寮とスキー場、ホテルを結ぶスタッフ専用バスのことです。

最終時間のバスがだいたい23時頃で、ラウンジで騒げる時間もそのバスが来る時間まででした。

仕事に行く際もこれを利用します。

 

細かいルールはまだありますが、特にラウンジの利用方法と男女間に対するルールは年々厳しくなってるようですね。

過去の話を聞くと、若い人が多いので色々あったみたいです。(男女のエピソード

 

リゾートバイト 寮の割り振り方

さて問題です。

寮に住む仲間は何人くらいいると思いますか?

50人。100人。500人。

どれもありそうですね。

私が住んでた寮は200部屋くらいありました。

そしてもうひとつの寮は、5階建てで1つの階に男女それぞれ20部屋はあったと思うので、同じく200部屋としましょう。

合わせて400部屋ですね。

すべて個室なのでざっくりと400人くらいの仲間が住んでいます。

その中には外国人(英語圏や中国・タイ)の方も50人以上いました。

 

ちなみに私はリフト業務の仕事でしたが、リゾート全体では以下の仕事があります。

  • チケット販売
  • インフォメーション
  • パトロール
  • インストラクター
  • 用具レンタル
  • カフェ
  • バス運転手
  • 清掃
  • 警備
  • ホテルフロント
  • ホテル内にある受付やレジ
  • レストランホール
  • キッチン
  • スキー場の裏方

たくさんの仕事があり人手がかなり必要ですね。

部屋の位置は職種で集まることはなくバラバラでした。

またリピーターや一期生(一番早く働きに来る人達)は共同寮から割り振られ、満員になると男子寮へ入ります。

勤務時間が職種で少し違うので寮内で会う人はだいたい同じでした。

私の周りは優しい人が多く隣人トラブルはほとんどありませんでしたが、寮内の人間関係は当たりはずれありますね。

 

働く人の年齢や特徴

続いて具体的に働いていた人のデータを見ていきます。

下の表は「キロロリゾート(2016冬~2017春)」の一覧です。

「リフト」以外の職種は、職場を通った様子や話を聞いて導き出しました。

参考までにご覧ください。

仕事名 人数 男女比 年齢
リフト 約90名 3:1 10~70代
チケット販売 不明 90~100%女性 10~30代
レンタル 不明 4:1 10~30代
インフォメーション 少人数 1:3 20~40代
カフェ・レストラン 不明 1:3(但し厨房含まず) 10~30代
インストラクター 約20人 1:1(外国人も多い) 20~40代
パトロール 約20人 5:1(外国人が5人くらい) 20~40代
ホテルフロント&施設内受付 約20人 1:1 10~40代
ホテルレストラン 不明 1:3(但し厨房含まず) 10~40代

インストラクターとパトロールの外国人は、アメリカなど英語圏の方ばかりでした。

ホテルの職場には、「中国」と「タイ」の若い女性(学生?)がたくさん働いていました。

全体的な年齢層は20~30代が多く、男女比は7:3くらいでしょうか。

とにかく仕事も人数も多いので、最初の一ヵ月は毎日「始めまして」という挨拶も多かったです。

 

リゾートバイトに来る前は何をしていたの?

次にスキー場に来る前にしていた仕事です。(学生含む)

[多い順]

  • フリーター(リゾバ経験者)
  • ゴルフ場(キャディー含む)
  • フリーター(初リゾバ)
  • 大学生(留学生含む)
  • 農家
  • 土木関係
  • 主婦・定年退職後の方
  • 他(事務職、介護職、動物病院、旅をしている人など)

インストラクター」や「パトロール」で働く人は例外ですが、どの職場にも上記の方がいました。

日本人の大学生は男性が多く、外国からの留学生は男女共にいらっしゃいました。

ゴルフ場や土木関係の方は休業中だそうで、会社から出向する形で来るそうです。

苫小牧のゴルフ場から来ている方もいらっしゃいました。

 

リゾートバイトへ働きに来た目的は?

リゾートバイトに何を求めに来たか見ていきます。
こちらも人数が多い順に書いていきます。

 

1.滑りに来た!

やはりというかスキー場なので、当然スキー・スノーボードをしに来た人が多かったです。

自前の板を持ってきて毎日滑る人、休日にじっくり滑る人、北海道の別のスキー場(ニセコなど)へ行く人など。

最初は仲間がいなくて一人で滑ってても、1時間後にはグループで滑ってました(笑)

という話もよくあります。

私も滑るつもりはなかったのですが、「滑ろうよ」の応酬にノッてしまったくらいなので、ある意味ノリで滑りに巻き込まれた人もちらほらといます。

ちなみに・・

 

Q.どこから滑りに来たの?

ほぼ道外で関西から来た人が一番多かったです。他にも新潟、長野、広島の方がいました。
北海道の雪質にあこがれてきた人も多かったですね。
同じスキー場になんどもリゾバしに来てる人も多かったです。

リフト以外ではインストラクターとパトロールの人はほぼ100%これ目的ではないでしょうか(笑)
またイントラは技術が必要なのでプロ級の方もちらほら。

 

Q.前の職業は・・・?

介護職や動物病院に勤務していた方、医療事務、フリーター、海外の学生&季節労働者など様々です。
みんな共通していたのは明るく話すのが好きで一緒に滑りたい、という方ばかりなので「滑るのが目的!」という方はかなりおススメです!

 

Q.滑る人数はどれくらい?

リフトの仲間だけでざっと30人くらい、他の業務をやってる人で50人以上は滑っていたと思います。

年齢は10~30代が主で、男女比は2:1くらいです。

スキーとスノーボードの割合は、約7割がスノーボードでした。

仲間が増えた人の中に、普段インストラクターをしている人に教えてもらいながら滑っている人もいましたよ!

またリピーターの話では「今年は滑る人が少ない」とのこと。

この結果は少ないデータのようで、本来はもっといるのかもしれません。

 

2.本業が休みだから来た!

先ほども述べたように「ゴルフ場」、「工事関係」の方は雪の間は仕事がありませんから、冬はリゾート地に行き仕事をしている方が多いようです。

また地元の農家さんや主婦の方で冬だけスキー場で働くという方も。

 

3.貯金しに来た!

3番目に多かったのは、「貯金」です。

滑るけど、どちらかというと貯金という方もいました。

山籠(やまご)もりの生活ではお金の使い道が限られ、大きな買い物は、街へ出る必要があります。

普段の誘惑が少ない環境は、貯金には打ってつけです。

※ただし、インターネットと宅配できる環境が整っている為、パソコンを買う人もいました。

過度なネットショッピングは要注意ですね。

またリフト同士で「勤務日と休日の交換」もできるので、働きたい人は他の人の勤務日をもらったりしていました。

貯金の目的は、「留学費用」や「ワーホリ・旅行資金」がほとんどでした。

 

4.その他

「気になる女性を追いかけてきた人」、「カップルでリゾバを回る人」、「海外からの留学生」など。

すこし意味深な理由もありましたが、おおむねこういった目的でリゾバに来ていました。

正直、「滑る人と貯金したい人で9割占めるだろう」と来る前は思っていたのですが、「本業ができないから来た」という方が多かったのにビックリしました。

豪雪の地元北海道で本業ができなくなる。

言われてみればそうですよね。。

スキー場の仕事は、地元の方にとっても貴重な産業だと分かりました。

 

休日の過ごし方

私がやっていたリフト業務はシフトで管理され、休日は月に平均6日。

1週間で1日~2日休めました。

職種で多少誤差はあると思います。

休みの過ごし方はやはりスキー場へ滑りに行く人が多かったです。

やり手はヒラフなんかにも泊まり込みで滑りに行ってましたね。

寮から街へ行きたい場合はバスがあります。

(バスの本数は少なく予約しないと乗れません!)

「小樽行き」と「余市行き」が出るので買い物や観光に行く人は乗ってました。

よく一人で買い出しして、帰りのバスはスーパーの袋4つとかありましたよ(笑)

小樽にあるLeTAO本店から見た景色

小樽に行けば大抵のものはそろうので便利!

イオン(ATMもあり)、ニトリ、電機屋、パチンコ、映画館、本屋、服屋、無印良品、飲食店もあります。

近くの余市にはウイスキーニッカの工場見学もあるみたいでした(結局行かなかった)。

そういえば小樽の雪あかりさっぽろ雪まつりにも行きました。

どちらも凄くきれいでした!

参考:さっぽろ雪まつりに行ってきたよ

 

仲間と出かける時は、車で小樽の回転寿司焼き肉ジンギスカン、海沿いのカフェなど行きました。

特に寿司と焼き肉!美味しかったです。

小樽の回転寿司『函太郎』

 

寮内は毎日賑やか!

参加する・しないは自由ですが共同スペース(ラウンジ)ではいつも人がいます。

飲んだり映画を観たり、WBC(野球)を観たりパソコンしたりと。

寮内には外国人もそこそこいるので、テンション高く賑やかでしたね(笑)

また、飲み会は毎日どこかでやってました。

クリスマス」「大晦日」「元旦」「誕生日」「リゾバ最終日」は大々的にやってました。

私も自室で2~10名の規模でしょっちゅう飲み会やってましたよ!

楽しかったです。

もちろん全て個室だったので「1人がいい」「今日は寝たい」という方もプライベートが確保されるのでご安心を。

(※スキー場によっては共同部屋の場合もあります)

仕事仲間の交流は多く、壁を作らずフランクに話してくれたり、飲み会や一緒に滑ったりもよくやってました。

ちなみに私も飲み会の企画を10回以上やりました!

おかげでそこそこお金を使ってしまいましたが(笑)

ほんとに楽しく過ごすことができましたよ。

企画した『タコパー』(場所:しらかば寮)

 

リゾートバイトを終えてみた感想

12月から4月2日まで約4ヶ月働き、キロロを後にしました。

一言で表すと「濃かったなー!!」と思います。

朝から晩まで毎日誰かと一緒で、一人になるのは寝る時と街へ出かける時くらい。

最初は一人暮らしのなごりで、誰かとずっと一緒にいるのは落ち着かなかったり疲れました。

けれど付き合い方が分かってくると段々慣れてきましたね。

最後はちょっと寂しかったです。

 

人間関係も色々ありましたよ。

カップルで来たのにリゾバが始まったらすぐ別れて別の人とくっついてドロドロしたり、寝坊して仕事に遅刻しそうだから、と仲間の車に無理やり乗せてもらったら事故を起こしたり。

2日連続で無断欠勤した人が寮から居なくなって逃げたりなど。

色んな人がいました。

 

でも大丈夫!付き合う人を間違えなければ楽しく過ごせます!

私と仲良くしてくれた方は地元北海道の方々で、車で小樽や札幌へ連れて行ってくれたり、一緒に飲み会も企画して楽しかったです。

反省点は荷物を持って来過ぎたことと、お金を使い過ぎたことです。

準備が大切だからと段ボール13箱を寮に持ち込みました

やりすぎましたね(笑)

出費が多かった理由は、「飲み会代」と「札幌によく出かけた」のが痛かったですね。

皆さんも不便だからと街へ繰り出しすぎないように気をつけて下さい。

 

私はスキー場で働き、「盛り上がりやすい」環境だったかなと思います。

体育会系のノリも多く、壁を作らない人が多かった印象です。

他のリゾート地では働く人の特徴も変わってくると思います。

私と同じような体験を望む方は、「スキー場」や「夏の沖縄」など「アクティブな環境」が良いでしょう。

 

終わりに 体験談と派遣会社から上手に情報入手を。

いかがだったでしょうか?

少しでも参考になれば幸いです。

勤務地を選ぶ際は、体験談も参考にしつつ、派遣会社も利用して「詳しい職場環境」や「給料体系」を確認してくださいね。

私オリジナルのリゾートバイト探しは下記にまとめました。よければ参考にして下さい。

経験談・リゾートバイト選びは複数の情報から選ぼう!

また私は『アプリ』という派遣会社を利用しました。

とても親切に対応して下さった会社でしたよ。よかったら参考にしてみて下さい。

はたらくどっとこむ(アプリ)

皆さんも自分に合う環境を見つけて、仲間と一緒に充実したリゾバを過ごして下さい!

本日もご覧頂きありがとうございました。


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