今回は私がリゾートバイトで体験した、「寮の環境」や「一緒に住んでいた仲間」、そして「休日の過ごし方」や「リゾート全体で働いている方々」について書いてみました。
私は2016年12月から約4ヶ月間、北海道・キロロリゾートで働いていました。
リゾバに興味がある方や冬のスキー場で働いたことがない方の参考になればと思います。
参考:リゾートバイトの派遣会社アプリ(はたらくどっとこむ)を使って仕事に就きました。
キロロ寮の環境と禁則事項
キロロリゾートは小樽市から車で40~50分、札幌市からは1時間20~30分くらいの場所にあります。
周りは山に囲まれ人家は少なく、働く人のほとんどは寮に住んでいます。
仕事のときは寮からスキー場行きのバスで移動します。
乗っている時間は5~10分くらいで便利でしたよ。
また寮には「男子寮」と「共同寮」があり、私は男子寮でした・・・ちょっと残念!
写真は男子寮(しらかば寮)
2つの寮に共通する設備は以下の通りです。
- 鍵付き完全個室(暖房・机・テーブル・収納あり・W-IFI繋がる・TVあり)
- 共同トイレ&洗面台
- 風呂は大浴場(中浴場?)とシャワー
- 食堂(朝・夜)有料
- ラウンジあり
- キッチンなし
- 館内Wi-Fi環境あり(2017年から設置)
- 共同洗濯機あり
- ワックス塗り場あり
- 光熱費無料
- 部屋代&布団レンタル有料
- 飲み物・カップ麺・お菓子自販機あり
- 車持ち込みOK
男子寮だけにあるもの:一部の部屋に「小さい冷蔵庫」
共同寮だけにあるもの:女性専用エリアに「ミニキッチン」
キロロ寮の禁則事項
思ったほど厳しいルールはありませんでしたが、男女間の問題は昔からあるらしく、そこだけ厳しくなってました。
- ガスの使用禁止
- 異性の部屋へ入室禁止。交流はそれぞれの寮のラウンジ、または食堂のみ
- 食堂で五千円札と一万円札の利用禁止。利用できるお札は千円札のみ
- ラウンジの利用は最終バスが来る時間まで
上記にあるバスとは、それぞれの寮とスキー場、ホテルを結ぶスタッフ専用バスのことです。
最終時間のバスがだいたい23時頃で、ラウンジで騒げる時間もそのバスが来る時間まででした。
仕事に行く際もこれを利用します。
細かルールまだあるのですが、特にラウンジの利用方法と男女間に対するルールは年々厳しくなってるようですね。
キロロ寮の仲間たち
さて問題です。
寮に住む仲間は何人くらいいると思いますか?
50人。100人。500人。
どれもありそうですね。
確か私が住んでた寮に200部屋くらいあったと思います。
もうひとつの寮は数えてませんが、確か5階建てで1つの階に男女それぞれ20部屋はあったと思うので、同じく200部屋としましょう。
合わせて400部屋ですね。
すべて個室なのでざっくりと400人くらいの仲間が住んでいます。
その中には外国人(英語圏や中国・タイ)の方も50人以上いました。
ちなみに私はリフト業務の仕事でしたが、リゾート全体では
- チケット販売
- インフォメーション
- パトロール
- インストラクター
- 用具レンタル
- カフェ
- バス運転手
- 清掃
- 警備
- ホテルフロント
- ホテル内にある受付やレジ
- レストランホール
- キッチン
- スキー場の裏方
こういった仕事があります。
確かに人手がかなり必要ですね。
部屋の位置は職種で集まることはなくバラバラで、入室した順番ごとだと思います。
またリピーターや一期で入る人たちは共同寮から割り振られ、その後来た人は男子寮へ入る流れです。
勤務時間が職種で若干違うので寮内で会う人はだいたい同じでした。
また私の周りは優しい人が多く隣人トラブルはほとんどありませんでした。
キロロでの休日の過ごし方
私がやっていたリフト業務の休日は月に平均6日。
シフトで1週間で1日or2日休めました。
職種で多少誤差はあると思います。
休みの過ごし方はやはりスキー場へ滑りに行く人が多かったです。
やり手はヒラフなんかにも泊まり込みで滑りに行ってましたね。
寮から街へ行きたい場合はバスがあります。
小樽と余市行きが出るので買い物や観光に行く人は乗ってました。
よく一人で買い出しして、バスに乗り込む際にスーパーの袋4つとかありましたね(笑)
小樽にあるLeTAO本店から見た景色
小樽に行けば大抵のものはそろうので便利でしたよ。
イオン(ATMもあり)、ニトリ、電機屋、パチンコ、映画館、本屋、服屋、無印良品、飲食店もあります。
近くの余市にはウイスキーニッカの工場見学もあるみたいでした(結局行かなかった)。
そういえば小樽の雪あかり、さっぽろ雪まつりにも行きました。
どちらも凄くきれいでしたよ。
仲間と出かける時は車で小樽の回転寿司や焼き肉、ジンギスカン、海沿いのカフェなど行きました。
特に寿司と焼き肉!美味しかったです。
小樽の回転寿司『函太郎』
キロロで働く人の特徴
一緒に働く人は10代から70代まで幅広いです!
年齢制限がないんじゃないか、と思うくらいバラエティ豊かでした。
- スノボ、スキーをしたい人
- 北海道で農業をしている人やゴルフ場で働いている人
- 一年中リゾバをしながら過ごしている人
- 退職したがリピーターのお客様と話すのが好きな人
- 地元の主婦の方
出身別だと
北海道:50%
関西 :20%
その他:30%
男女比は男が7~8割でした。
この出身地と男女比のデータはあくまでリフト業務だけです。
ホテルのフロントやキッチンなどでは全く違うかもしれません。
実際にホテルの勤務者には外国(恐らく中国・タイ)から来た若い女性が多かったです。
仕事仲間の交流は多く、壁を作らずフランクに話してくれたり
飲み会や一緒に滑ったりもよくやってました。
ちなみに私も飲み会の企画を10回以上やりました!
おかげでそこそこお金を使ってしまいましたが(笑)
ほんとに楽しく過ごすことができましたよ。
企画した『タコパー』(場所:しらかば寮)
終わりに リゾートバイトは下調べが大事!
いかがだったでしょうか。
今回はキロロの話だったので待遇や環境は他のスキー場と大きく違う可能性があります。
部屋が個室、市街地に1時間以内で行ける、しかも無料バスで。
こういった好条件はあまり無いと思います。
そういう意味では、キロロは本当に恵まれている場所だと思います。
たとえば「ルスツ」や「ヒラフ」も有名なスキー場ですが、個室は少なかったり、街まで遠く移動手段にお金が掛かったりします。
こういった異なる特徴があるので、実際に行く方はスキー場のHPや派遣会社のHPなどから事前に調べておくことをお勧めします。
自分に合う環境の仕事先を選ぶことが大切です。
実際に私が経験したリゾバ開始までの体験記も書いてます、宜しければご覧ください。
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