今回は短期間から働ける、住宅展示場のアルバイトのお仕事・待遇情報を紹介します。
週末になると、住宅展示場は多くのお客様で賑わいます。
お客様は住宅メーカーの営業さんや工場社員の説明を聞きながら、家の構造・耐震・耐熱・防音など気になるところをチェックしていきます。
ここで私たちも社員の方のお手伝いとお客様の快適な見学をサポートします。
担当する仕事はお客様の受付・見学エリアの誘導・設備の簡単な説明、休憩所の運営、着ぐるみスタッフ、看板持ちなど多岐に渡ります。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
住宅展示場のアルバイト内容
住宅展示場のアルバイトは、どれも未経験から覚えられるもので、派遣会社の経験者や展示場の社員の方から直接指示を受けることがあります。
またお仕事内容は前日までに割り振られ、当日の集合後に詳しい説明や準備が始まります。
受付
来場されたお客様にアンケートの記入依頼、会場(住宅)内の案内などの接客業務を行います。
それ以外にはイベント等の準備、簡単なデータ入力、お掃除・お花の水やりなどです。
土曜、日曜、祝日などはイベント等があり、来場されるお客様が多く忙しいこともありますが、簡単な仕事内容なので比較的働きやすいです。
また平日勤務はお客さんが少ないため暇になることがあるかもしれません。
お客様の誘導案内、休憩所の運営
展示場が遠方にある場合、お客様はバスで一同に来られることがあります。
その時のお出迎えや場内への誘導・ヘルメットなどの道具を渡すことがあります。
休憩所はお客様が工場見学を終えられた後などに立ち寄ります。
スタッフは飲み物・軽食を振る舞えるようにテント・椅子・テーブル・食材を準備・セッティングし、受け渡しを担当します。
マスコットキャラクターの着ぐるみ
大手メーカーにはマスコットキャラクターがいます。
そのキャラクターになりきって着ぐるみとして動き、お客様とコミュニケーションを取ったり、集合写真に写ったりします。
動き自体は簡単ですが、全身風通しが悪く汗だくになります。
タオル・着替えは必ず持って行きましょう。
また身長制限があります。
着ぐるみ補助
着ぐるみの補助はキャラクターが歩くサポートをします。
着ぐるみの中は視野が狭く、足元は見えません。
階段など段差のサポートや、左右・後ろにいるの子供たちに気づかせてあげたりなど、コントロールすることもあります。
基本的には着ぐるみ担当とサポート担当は2人一組で交代交代に入れ替わります。
一回の活動時間に限界があるので、交代でやることになります。
子連れのお客様の為の遊具施設の運営
展示場を見学中のお客様のお子様を一時的にお預かりする場所です。
クッションや絵本・ミニカー・パズルなどを使って子供たちと一緒に過ごします。
たいていは一室の中で目の行き届く範囲しか行動できないようになってますが、不注意で見失ったり、怪我をさせてしまったりしないように充分気をつけましょう。
展示会場のデコレーションなどの準備・撤去
展示場の運営スタッフが一緒にやることもあれば、展示会前日に準備だけの為に働くこともあります。
テント・のぼりを立てたり、見学エリアに看板を設置したり、お客様が使うヘルメット・イヤホンなど備品出しも行います。
撤去は基本的に展示会当日入るスタッフ全員で行います。
展示会場はとにかく広いため、効率よく動き、リーダーと連携を取って作業していく必要があります。
簡単な住宅設備の説明・補助
住宅に関する説明はすべて営業の社員さんが行いますが、お客様が体験する機械などの稼働はスタッフで行います。
防火・断熱材のテストを担当し、実際に高熱を当てたデモンストレーションをしたりすることもあります。
また地震と同じように動く小屋のセッティング・稼働なども行います。
すべて簡単な操作で動かすことができますが、事故が無いよう一つずつ確認しながら作業しましょう。
展示場への案内看板持ち
案内看板を持つアルバイトは展示場の中ではなく、駅前や交差点など人通りの多い場所で働くことになります。
仕事内容は看板を持ち周囲にアピールすることが一番で、会社によっては広告入りのティッシュを配ることもあります。
「看板なら立てて置けばいいのでは」と思うかもしれませんが、
「人が持つ方がインパクトがあり、車で通りかかるドライバーにも目がつく」
という理由もあります。
もちろん住宅展示場への行き方など案内をすることもあります。
仕事中は数名がチームになって交代でポジションを代わります。
休憩は交代で行い30分間隔など細かくすることもあります。
立ちっぱなしは意外とキツイので小まめに取りたいですね。
また座ってお仕事ができるかどうかは会社によります。
求人には看板持ち専門の会社も有るので専属でやりたい方は探してみてもいいと思います。
【仕事中の注意点】
一見楽そうなバイトに思えますが、仕事場は屋根がない野外でスーツで行う事が多いです。
そのため夏の直射日光をもろに受け、冬場は寒さをしのぐことができません。
外の環境に対応するために事前に日焼け止め・飲み物・防寒対策をしっかりしましょう。(帽子はNGの場合あり)
また雨天時も仕事は続きます。
傘の使用はできますが、ティッシュ・チラシ配りが兼務の場合は傘を持って仕事ができないこともあります。
念のためカッパの用意も忘れないようにしましょう。
持つ看板は2mほどあるので周囲への配慮も大切です。
もし何かあった場合はすぐに担当の社員へ連絡するようにしましょう。
お仕事で共通する注意点
お客様は家を買う為に来場されます。
私たちスタッフ一人ひとりの対応で成約が左右される可能性もあります。
バイトとはいえ、お客様に気に入ってもらえるように明るく丁寧に接客するのが大切です。
働く仲間の特徴や待遇
働く人の年齢層
お仕事をする人は10代の大学生からフリーター、主婦などさまざまで20~30代がメインになります。
受付や休憩所・お子様を預かるエリアは女性メインで働くことも多く、男女バランスよくお仕事があります。
また単日からできるお仕事なので一日だけ入る方も多くいらっしゃいます。
そのため未経験でも安心してお仕事することができます。
バイト中の服装・準備した方がよいもの
受付は専用の制服が用意されていることや自前のスーツの場合もあります。
看板持ちもスーツ着用がほとんどです。
それ以外のお仕事はチノパンにポロシャツの服装が多くなります。(冬はウィンドブレイカー)
ポロシャツは貸し出してくれますが、チノパンは自分で用意する必要があります。
チノパンの色はベージュまたは黒です。
足元は受付なら白や黒の落ち着いた色のパンプス、チノパン勤務ならスニーカーなど動きやすい恰好にしましょう。
(展示場の中でお客様をご案内する場合はスーツ着用の場合もあります。)
また展示場の運営業務は野外のお仕事が多いです。
虫よけスプレー、日焼け止め、飲料水、タオルなどあらかじめ用意しておきましょう。
参考:イベントスタッフで必要な服装・持ち物・アイテムをご紹介
住宅展示場の募集条件・待遇
勤務日:土・日・祝
時給:1,000~1,500円(首都圏)
交通費:1,000円前後
拘束時間:8時~18時の間(6~10時間前後)
食事:昼食支給
人数:10~30人
【応募条件】
- 高卒以上・土日祝勤務できる方
- 未経験の方も歓迎
募集条件はあくまで一例で、お住まいの地域や登録先によって大きく変わることがありあます。
また住宅展示場は工場見学も合わせて行う場合があります。
工場は人里離れた場所が多く、最寄駅からタクシー移動、または準備の為前日から宿泊することもあります。
おわりに 募集する会社は複数の求人から選びましょう
住宅展示場のお仕事を受けもつ会社はたくさんあります。
一つの会社だけでなくいくつかの求人を見比べながら良い条件を選びましょう。
1日から短期で働くことができるので複数の会社で働いてみるのもありです。
また登録先の派遣会社は住宅展示場以外のお仕事を紹介してくれることもあります。
ひとつの仕事だけにこだわらず他のイベントスタッフもぜひ体験してみて下さい。
コンサートやスポーツなど楽しいイベントバイトもありますよ。
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本日もご覧頂きありがとうございました。