誰でも最初は失敗しますよね。
私もイベント派遣を初めてやった日はもの凄く緊張し、失敗もしました。
これからイベントのお仕事を始めようと思っている方、安心して下さい。
最初から全部がうまく行くことなんてありません。
むしろ戸惑う事ばかりでした。
しかし、回数を重ねるうちに慣れてくるものです。
失敗は次に活かせば大丈夫。
ここでは私が初めてイベント派遣で働いた日の体験と失敗談を書いています。
お仕事をやろうか迷ってる方の後押しになれば嬉しいです。
どうぞご覧ください。
目次
イベントバイトを探すキッカケ
当時の私は25歳。
フジテレビでアルバイトをしながら、何か他の仕事をしたい、と思っている時でした。
フジテレビでは見学コースの案内・接客をしていたので、同じように案内の仕事、できればイベントに関わる仕事がしたいと思いながら携帯で求人サイトを調べていました。
そこで目にしたのが「ワールドフォビーフェア」という幕張メッセで行う小学館の子供向けイベントのスタッフ募集でした。
仕事内容も子供相手ということで難しいことはなさそう。
それに今まで案内業務や広報は仕事でやっていたので、これはできる!と思いさっそく募集している派遣会社に応募しました。
またこのお仕事の時給が1,000円からで、当時のフジテレビバイト(時給900円)より高く、一日ガッツリ働くので稼げそうだったのも決め手です。
応募後はメールでやり取りし、面接希望日と時間を決め、当日必要な物の確認などを行いました。
イベントバイトの検索方法
求人サイトの「フリーワード」の欄に「イベント」とシンプルに入力し、その後条件を増やしながら絞りました。
自宅が東京だったので、「勤務地は関東」、掛け持ちだったので「短期・単日可」、初めてでもできそうな「未経験歓迎」の条件から探しました。
土日に働ける方はコンサートや展示会などの大きなイベントからスーパーなどの数人でのバイトまでたくさん見つかるのでおススメです。
詳しい探し方は下記のページでご紹介しています。
イベント会社に登録するために本社へ向かうが迷子に・・
私が登録したイベント会社は山手線の駅から徒歩圏内の場所にあり、予約した時間前に着くように予定通り向かいます。
服装はジーンズと襟付きシャツ。
バイトの面接と変わらないと思ったので私服で行くことにしました。
一応「短パンやカジュアルすぎる格好はマイナス評価かな」、と思ったのでそれなりにしっかりしたつもりです。
しかし会社の住所付近へ来たものの肝心の建物が分からずパニックに。
面接開始の時間も迫った中、派遣会社へ電話し会社の建物の特徴など教えてもらいました。
その後無事に到着し、時間通り面接もできました。
面接は一人づつですが、面接前に簡単な履歴書シート・同意書・振込用紙への記入があります。
記入後順番に自己紹介や志望動機・仕事の経験などの簡単なお話しがあり、登録用の写真を1枚撮ります。
面接が終わるとそのまま帰れます。
一応合否があり、電話で連絡するとのことでした。
自宅に着いてから電話で連絡が
数時間後、電話が来て無事に合格。
そしてすぐにバイトをする決め手になった「ワールドフォビーフェア」のお仕事が決定になりました。
これで一安心。
お仕事を決めるまでのポイント
・求人サイトで条件を絞り、やってみたい仕事から探す
・未経験可・単日可の仕事が始めやすい
・イベント会社の面接・説明会で会社の雰囲気・印象が分かる
初めてのイベント派遣 バイト前日までの流れ
イベント派遣に登録後、最初の仕事は応募した子供向けイベントだったのですが、面接から数日後に「ウォーキングイベントのお仕事をしませんか」と連絡を頂き、不安の中しぶしぶやってみることになりました。
そしてこの「ウォーキングイベント」が初めての派遣仕事になり、失敗をしてしまうのでした。
補足 急なお仕事のお願いもある
イベント会社登録後はこういった不意のお仕事の相談が頻繁にあります。
メールの時もあれば、「明日・あさって・当日の午後から」など急に人手が必要な仕事は電話できます。
メールで連絡が来る場合はメール本文に「案件名・働く場所・拘束予定時間・時給/日給・交通費のあり/なし・仕事内容・服装・人数」が書いてあります。
連絡がきたときは必ず「YES/NO」の返答をしましょう。
バイト前日 さっそく洗礼を受ける
ウォーキングイベントの仕事日は決まっていたものの、具体的な集合時間・服装の連絡がなく前日を向かえます。
詳細な連絡が来ない事と、仕事への不安でかなり緊張していました。
お仕事前日の昼にやっとメールで明日の詳細連絡が届きます。
メールの最後には「明日の起床時間を返信し、起床したらメールをしてください」との内容が書いてありました。
どうやら寝坊防止とちゃんと仕事先へ向かうかの確認のようです。
なんだか信用されていないようでちょっとカチンと来ましたが(朝からメールを打つのも面倒くさいし)、
「6時20分ごろ起床します」
と返信しました。すると、会社から
「時間は”ごろ”ではなくしっかり指定して下さい。時間が過ぎた場合確認の電話をします」
とのメールが。
なんて細かいんだ!いいじゃんちょっと過ぎるくらい。
と思いながらも初めての仕事だしちゃんと返そう。と「6時20分起床」と返信しました。
今振り返れば当たり前のやり取りなのですが、当時はそこまでする必要あるのかな、なんて思っていました。
ちなみに、寝坊・遅刻をする人は多いです。
私も数回やってしまいました。
一人でも集合に送れると一緒に働く全員に迷惑がかかるので本当に気をつけなければいけません。
その意味も込めて朝の確認はしっかりしているんですね。
このお仕事の勤務条件
仕事当日の話の前に、この案件の勤務条件をご紹介します。
案件名:ウォーキングイベント
勤務場所:新橋~六本木周辺
集合場所:新橋駅
勤務時間:7時30~13時
給料:日給1万円(交通費込)
仕事内容:参加者の誘導・案内
人数:5~10名ほど
昼食:各自で購入(別途500円支給)
服装:ベージュチノパン、スニーカー、上着貸出
その他:過度な茶髪、清潔感のなに髪型はNG
初めてもバイトはベージュチノパンとスニーカー指定のお仕事でした。
また外での勤務だったので厚着してユニクロのウルトラダウンなど着込める用意もしました。(この時は1月)
食事は給料と一緒に振り込まれるのでこの時は自腹です。
交通費も日給に含まれるので、なるべく安く行ける方法を選びました。
イベントバイト当日
朝起きて無事にバイト先へと行くことが出来ました。
メールで起床連絡もし、支度をして電車で集合場所へ。
初日は新橋駅~六本木近辺でお仕事。
集合担当の方へ電話で現在地を確認し合流します。
ウォーキングイベントの誘導業務でしたが、同じバイトは大学生とフリーターが半々くらい。
初めてやる人は私だけでした。
合流後すぐにオリエンテーションが始まる
集合するとさっそく今日のイベント内容・仕事内容が説明されます。
大まかな話の後に、一人づつ立つポジションや役割の説明があります。
今回は一周5~10kmのコースを回るイベントなので、各メンバーがコース上に立って道案内をします。
気をつける点は、参加者が道に迷わないようにと、歩行・横断のルールを守って参加するように促すことです。
逐一何かあればリーダーへ連絡します。
ポジションへ移動~仕事が一息つく
オリエンが終わり、上着だけ用意された薄い黄色のジャンバーへ着替えます。
その後歩いてポジションへ移動、順次参加者が来るので誘導・監視します。
笑顔であいさつ・案内をして2~3時間休憩が無い中なんとか動かず耐える。
楽なようで意外としんどいな、と思う仕事でした。
そしてポジションを離れてよいタイミングでリーダーから連絡が。
元の集合場所へ戻る前にお昼休憩をします。
この時は何事もなかったのですが・・。
参加者のアクシデントが発生 洗礼を受ける
近くのマクドナルドで昼飯を食べていたところにリーダーから電話が。
「○○さんが立っていたポジションの近くで参加者が救急車に運ばれたんだけど、気づかなかった?」とのこと。
え?見てないぞ?
そう思った私は全く心当たりがないことを伝えます。
すると「近くでそういった動きとか、誰かが倒れてるとか分からなかったか」と聞かれ
「・・・あ、そういえばコースから100mほど離れた私有地(テレビ局敷地)で年配の方が何人か集まってました。もしかしたら参加者だったかもしれませんが、何をしているかまでは分かりませんでした。」
どうやらこの集まっていた中に体調がすぐれない参加者がいて、のちに救急車で運ばれたようでした。
リーダーからは「その時の状況をクライアントが知りたがってるから、至急集合場所へ戻ってきてほしい」と言われすぐ戻ることに。
ここでビビったのが「もしかしたらクライアントからキツイこと言われるかも」という一言。
え?そんなに怒ってるの?
かなりビビりながら急いで戻ります。
お仕事の終了報告と解散
初日からなんで怒られなきゃいけないんだ、だってコースから離れているし、パッと見じゃ参加者か分からない。
しかも私有地だからそこへ入るとは思わないでしょ。
なんて自己弁護しながら集合場所へ。
結果は事情を説明する事態はほぼ収まっていて、「(私が)やるべき事はやっている報告は(リーダー・参加者から)受けていたし、(参加者が倒れた)場所が場所だから大丈夫ですよ。」
とクライアントから言われ助かりました。
ちょっと、リーダー慌てさせ過ぎでしょ!
正直この日がトラウマになり、暫くはイベントバイト恐怖症になるのでした。
初日の反省
バイト後に派遣会社へメールで終了報告(何時から何時まで働きました、など)をし、すべての仕事が終わります。
後は解散です。
この日起きた参加者らしき人達の異変。
ここに気づかなかったのはちょっと悪かったかな、と思うところもあります。
立ち止まってよく見れば参加者だとハッキリ気づいたかもしれませんし、もし近寄って先に「大丈夫ですか、何かありましたか」と声をかけていれば参加者も助かり、運営側としてもベストだったのではないかと思います。
ですが、コースから離れており、救急車なども来てなく異常な状態でもない、しかも参加者だと気付いてない(他の参加者からも声を掛けられなかった)状況で「仕事をしてなった」と言われるのはまた別問題です。
こういった微妙な判断、やりとりがイベントは多いのですが気にしてもいいことはありません。
反省することはして割り切ってやるべきです。
暫くはムリでしたが、経験していくうちに慣れていきました。
長々となりましたが、これが私の初イベント派遣でした。
これかた約6年間やり続け、途中からADやDも任されるようになりました。
まだまだ駆け出しですけどね。
以上が私の体験談でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
おわりに 短期バイト・イベントバイトをやってみませんか?
あなたもイベントバイトをやってみませんか?
私が体験したように、誰でもでもできる簡単なお仕事がいっぱいあります。
頑張っていけば、リーダーポジションへ昇格や給料(日給)も増えますよ。
やればやるだけ上を目指せる仕事です。
イベントのお仕事を始めるにはイベント専門の会社に登録する必要があります。
会社によってどんな仕事ができるか違ったり、仕事自体が少ないこともありますので、定期的にお仕事をする方は複数の会社に登録するのがベストです。
また登録はお友達と一緒にすることもできます。
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本日もご覧頂きありがとうございました。