好きな時に働けて、仕事も選べる、そして未経験歓迎。
これがイベントスタッフです。
ここではイベントスタッフって何?という疑問から、これからお仕事を探す方へイベントスタッフの特徴・求人の見方を詳しくご紹介します。
基本情報だけ知りたい方はページの前半を、より詳しく知りたい方は最後までお読み下さい。
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目次
1. イベントスタッフとは? バイト基本情報
【イベントスタッフの基本情報】
- お仕事条件:イベント会社への登録
- 給与:時給950円~1100円の条件が多め
- 交通費:なし~1,000円
- 時間:8:00~22:00(休憩1~3時間)
- 服装:Tシャツ・長ズボン(またはスーツ上下)・茶髪可・アクセサリー禁止
- 支給されるもの:Tシャツ(ウインドブレーカー)・交通費・お弁当
【お仕事条件】
ほとんどのイベントスタッフはイベント会社(イベント派遣)に登録してお仕事を紹介してもらいます。
【給与】
給与は時給計算が多く、東京近郊では時給1,000円以上がほとんど。
1日で1万円以上稼げるお仕事も多数あります。
【交通費】
交通費は上限1,000円まで払ってくれるところが多く、遠方勤務の場合は別途手当が付くことも。
【勤務時間】
働く時間はお仕事によって全く違います。時には夜中のお仕事なんてことも・・。
お仕事は単発が多い。
【服装・見た目】
服装はチノパン・ブラックスーツが多く、着回しができるのが嬉しいですね。
茶髪はOKのところもありますが、ピアスやアクセサリーNGです。
2. イベント勤務地を一挙紹介!
イベントスタッフはイベントの運営をサポートするお仕事です。
主催者の元でイベントを成功させるために一緒に働きます。
派遣会社に登録すれば好きなときに働くことができ、単発でできるものから1ヶ月以上の長期まで様々。
下記は代表的なお仕事の紹介です。
【主な勤務イベント】
- サッカー / 野球場の運営
- コンサート / ライブ運営
- ゲームショー運営
- 東京モーターショー運営
- アニメショー運営
- コミケ運営
- マラソン大会運営
- 展示会場運営
- ショッピングモールイベント運営
3. イベントスタッフの仕事内容
イベントスタッフは運営のサポートと話しましたが、実はたくさん種類があります。
展示会の受付や誘導、会場内のブース運営、またコンサート会場では手荷物検査やチケットもぎり、座席案内など一つのイベントでも役割は様々です。
ここで「コンサート・ライブ」と「展示会」のお仕事例をご紹介します。
【コンサート・ライブイベント】
会場外誘導・広報
拡声器(トラメガ)を使って会場までのルートを案内したり、チケット売り場・トイレ・グッズ販売所などの場所を説明します。
お客様に行先が分かるようにハッキリと話すことが大切です。
チケットもぎり
入場口でチケットを切り、半券を返す作業をします。
チケットが破れないように気を付けつつ、不正チケットが入らないように「コンサート名・日付」などチェックする必要があります。
座席案内
会場内でお客様が指定席に座れるようにサポートする仕事です。
座席位置や番号をあらかじめ覚えて、素早く対応しましょう。
【展示会イベント】
受付
来場される方の入場券(名刺など)をお預かりして、代わりに入講証(パスなど)を渡してあげるお仕事です。
インフォメーション
お客様が探している場所を案内したり、落し物・迷子・クレーム対応をすることもあります。
会場内ブース運営
会場の中に設置してある各企業で社員の方と一緒に働きます。
お客さんの誘引やサンプリングなど運営の補助を担当します。
4. 好きな場所で働こう!主な勤務地まとめ
続いて働く会場を見て行きましょう。
今回は大きな会場をご紹介していますが、人数の少ないお仕事ではショッピングモールや携帯ショップで働くこともあります。
下記はお仕事の種類ごとにまとめました。
【ライブ・コンサート系】
- 代々木第二体育館
- 横浜アリーナ
- さいたまスーパーアリーナ
【スポーツ系】
- 札幌ドーム
- 東京ドーム
- 神宮球場
- 市立吹田サッカースタジアム
- 阪神甲子園球場
- 名古屋ドーム
- 京セラドーム大阪
- ヤフオクドーム(福岡)
【イベント系】
- 東京国際フォーラム
- 東京ビッグサイト
- 幕張メッセ
- パシフィコ横浜
6. ガッツリと働く…コンサートスタッフの1日
ここで、コンサートスタッフのアルバイト1日を見てみましょう。
13:00 集合
集合場所には時間に余裕をもって行きましょう。
大勢のアルバイトスタッフが集まっていることもあるので、自分が登録している会社と他の会社を間違えないように。
担当者が分からない時は電話をして確認します。
13:30 仕事開始
スタッフが全員集まると仕事先へ移動します。
今日はベージュのチノパンにスニーカーの格好、Tシャツをもらって上着だけ着替えます。
その後責任者からお仕事の説明を受けて業務開始です。
メインのお仕事は「座席案内」ですが、その前に会場づくりを手伝います。
お客さんに渡す配布物を用意し、道を作る為にプラスチックの柵を移動します。
少し休憩を挟んで、メインのお仕事「座席案内」のイメージトレーニング。
座席の位置・番号を確認したり、聞かれたときに案内できるようにトイレ・グッズ売り場・飲食店の位置を確認します。
17:00 開場(入場)
一斉にお客さんが会場へ入ってきます。
客席は段差もあり走ると危ないのでゆっくり進むように促します。
迷っている方がいたら積極的にお声がけをし、座席をご案内します。
19:00 夕食
コンサートも始まり、仕事もひと段落したところで交代でお弁当を食べます。
ご飯休憩は40分。その後もローテーションで1時間置きに30分休めます。
21:30 コンサート終了
お客様を出口にご案内しつつ、忘れ物が無いように声がけをします。
落ち着いたら座席にあるゴミや忘れ物を集めます。
会場のお客様がいなくなり、忘れ物チェックも終了したら担当者の元へ集まります。
22:30 イベントスタッフ勤務終了
他のスタッフのお手伝いが無ければお仕事終了です。
Tシャツを返却し、着替えて帰ります。
日払いの時はここで現金がもらえます。
今日の日給は1万円。(時給1,000円 × 9時間 + 交通費1,000円)
ずっと動いて疲れましたが、他のバイトより一日で多く稼げるので嬉しいですね。
7. イベントバイトのメリット・デメリット
7-1. イベントバイトのココがいい
働きたい時に働け、お仕事も選べることです。
また一日で1万円以上ガッツリ稼げることあれば、短時間だけの仕事も選べます。
イベントの種類も豊富なので、いつもはお客さんとして参加している有名イベントに関わることも。
また大学生や若い人が多く働くので、土日や長期休みのバイトは気が合う仲間ができるかも。
夏フェスなどの会場は遠方のため宿泊することが多く、非日常を味わえるのもいいですね。
7-2. イベントバイトのココがキツい
立ち仕事が多く、勤務時間が長いことも多いのでとにかく疲れます。
声だしの仕事では喉がかれることも。
野外のバイトは夏は日焼け、冬は極寒に耐えながら仕事をすることも。
集合開始が早かったり、バイト先が遠くて起床時間が早くなる事もあります。
イベントバイトのまとめ
「疲れることも多いけどガッツリ稼げていいかも!?」
やはり魅力は好きな時に働けて、仕事も選べること。
友達同士で働くこともでき、気になるイベントだけ入ることもできます。
マイナス要素は事前に準備をすることで補えることもあります。
もっとイベントスタッフのことが知りたーい!という方は
ここからはさらに詳しくご説明します。
イベントスタッフを詳しく知るには、イベント会社 と お仕事のリアルな実態、そして求人の見極めが大切です。
順番に見ていきましょう。
8.イベント派遣会社を知ろう
イベントの派遣会社はいっぱいあります!
やりたい仕事のためには登録が必要ですが、この会社が大丈夫なのか不安・・という方もいると思います。
まずはお仕事をもらう会社の仕組みを知っておきましょう。
1-1 イベント会社のお仕事特徴
実は派遣会社にはそれぞれ”お仕事の傾向“があります。
コンサート・ライブの仕事が多い会社や、展示会・セミナー会場の運営に集中している会社などです。
【イベント会社とお仕事の傾向】
- コンサート・ライブ会場運営が多い
- 展示会・セミナー会場運営が多い
- サンプリングのお仕事が多い
- 住宅展示場の運営が多い
- 商業施設のヒーローショー / スーパーでイベント運営
- クレジットカードの案内が多い
1-2 お仕事が似通うのはクライアントが同じだから
イベント会社は大口のクライアント(メインでお仕事をもらう会社)が1~2社あり、ほとんどの仕事を占めます。
よってクライアントがコンサート・ライブのお仕事を扱っていると、イベント会社もコンサート・ライブのお仕事が多くなります。
ちなみにイベント会社には横の繋がりもあり、自社でスタッフが足りない時は他のイベント会社へ求人を要請することもあります。
そういった時は、いつもと違う仕事が入ることもありますよ。
1-3 イベントスタッフの仕事はキャスティングが握っている
あなたにお仕事を紹介する社員をキャスティングといいます。
イベント会社は営業職の人がクライアントから仕事をもらい、もらった仕事(仕事内容・勤務条件)をキャスティングに伝え、キャスティングが皆さんに連絡し、お仕事を紹介します。
つまりあなたとのやり取りは、キャスティングが行います。
【キャスティングの主な仕事内容】
- お仕事を登録スタッフへ伝える
- 登録スタッフから「入りたいお仕事」の連絡を受ける
- 営業担当と人選し、スタッフへ「お仕事決定・不採用」の連絡をする
- お仕事前日までにスタッフへ仕事の詳細連絡をする(集合場所・服装など)
- お仕事終了の報告を受ける
1-4 曜日や時期によって仕事がない時もある
例えば、コンサート・ライブ系のお仕事は土日がメインになるため、平日の仕事は少なくなります。
代わりに展示会やセミナーなど企業向けのイベントは平日開催が多いので土日のお仕事が減る傾向があります。
クライアントのお話もしましたが、イベント会社はクライアントから仕事をもらえなければイベントスタッフへ募集を出せません。
こういった特徴を踏まえて、一つの会社ではなく複数の会社へ登録して、いつでもお仕事がある状態をつくるのも大切です。
・お仕事の種類はクライアントによって変わる・お仕事のやり取りはキャスティング社員と行う
・求人が少ない曜日・時期があるため、安定して働くには複数の会社に登録する
9.お仕事の中身を詳しく知ろう
イベントスタッフを詳しく知るには働くいて経験するのが一番!
そして経験者の口コミも大切になります。
2-1 イベントスタッフを経験して傾向を知ろう
少し前に「コンサートスタッフの1日」で座席案内のお仕事をご紹介しました。
実はこれ以外にもコンサートの仕事はたくさんあります。
- イベント会場の備品搬入・撤去
- 拡声器を使った広報・誘導
- 警備
- お客様誘導・座席案内
- 手荷物チェック・チケットもぎり
- グッズ販売・飲食販売
「搬入・撤去」は力を使う仕事が多く、「誘導・席案内・チケットもぎり」は女性もやりやすい力を必要としない仕事です。
このように仕事によって「力を使う」、「声を出す」、「動かず監視する」、「お金を扱う」など求められることが変わってきます。
イベントスタッフを一度でも経験すれば、「そういえばこの仕事は男性が多かったな、ずっと声出してたな」などお仕事がたくさんあることが分かると思います。
「試しにバイトしてみる」というのもイベントスタッフを知る一つの方法です。
2-2 経験者から情報を得よう
イベントスタッフの現場で知り合った人や、経験している友達から仕事の情報を聞いてみましょう。
同じ会社に登録してる人なら次の仕事の参考になりますし、違う会社の人なら「その会社はどういった仕事が多いのか」知ることができます。
先ほど「イベント会社の仕事は曜日・時期で仕事量に差がある」と話しましたが、定期的にお仕事ができるように他の会社を探る手助けにもなります。
もっとイベントバイトを知りたい!という方は
下記ページから、イベントスタッフで必要になる服装や持ち物の疑問解決や、学生・季節限定のお仕事も紹介しています。
アルバイト求人を見る時のポイント解説
これからイベントバイトを探す方へ、求人票を見るポイントをご紹介します。
今回は例として、アルバイトEXを使って「コンサートバイトを探す」大学生で見ていきましょう。
【大学生Aくん】
都内に住む大学生で休日の土日に単発のバイトを探している。
ライブが好きで、仕事でも関わりたい。 |
さっそくアルバイトEXの画面で、キーワード条件に「コンサート」、勤務地に「東京」と入力し検索しました。
ヒットしたお仕事は427件。
その中で一つの求人を見ていきましょう。
アルバイトEXより
応募資格
上記の画像の募集要項に「応募資格」が書かれています。
応募資格では仕事に就ける対象者が書いてあります。
「大学生歓迎」と書いてあるのでAくんは条件を満たしてますね。
ここでは「高校生不可」と書いてありますが、一般的に高校生が勤務できない場合は働く時間が遅くなることがあります。
シフト・仕事内容
続いて上記の画像です。
①はシフト条件(一週間に働いて欲しい日数)が書いてあります。
今回は1日だけのバイトなので関係ありません。
勤務時間は8時間以上と書いてありますね。
②と③は仕事内容・日給です。ズラッと書いてあるのでポイントをまとめます。
ポイント
・100名以上の大量募集:能力より人数を重視した募集のため未経験が入りやすい
・仕事内容:会場案内、列整理、簡単なお声かけ、トイレの案内など
・休憩時間:数回あり、休憩中も給与発生
・給与:1万4,280円~
「簡単」「未経験」「休憩数回」「休憩中も給与発生」の文章からも比較的ゆるいお仕事のようです。
また仕事内容も明確で安心ですね。
給与・勤務条件
続いて上の画像には、給与条件が書いてあります。
①「給与について」は日給、交通費、給与の支払い方法、お弁当、勤務時間が書かれています。
②にも勤務時間が書いてありますが、①にあるので割愛します。
ポイント・日給を時給計算すると960円/h(8時間以上の残業は1,200円/h)
・勤務時間は13.5時間
・交通費は一部支給(恐らく1,000円)
・お弁当あり
時給を見ると東京近辺は平均1,000~1,100円/h なので少し安い条件です。
ただ13.5時間で14,000円稼げるため、そこまで悪くありません。
交通費は金額が書いてませんが、都心の場合1,000円が相場です。
今回も同額程度でしょう。(※求人の勤務地は埼玉スーパーアリーナ)
またお弁当も出るので食事の心配はありませんね。
まとめ
上記の求人には書いてませんが、「仕事で着る服装・スタッフの見た目」が条件に記載されている場合もあります。
ポイントを押さえて後悔しないお仕事を探しましょう。
求人募集のまとめ・キーワード検索を使ってやりたい仕事&条件を絞る
・「勤務時間」「仕事内容」「休憩・食事」を頭に入れて仕事の1日をイメージしてみる
・「交通費」「服装」など細かいところも必ず目を通す
【現在募集中!】 2017年12月16日(土)~17日(日) ジャンプフェスタ2018の求人(幕張メッセ) ※応募者殺到のため求人締め切りの可能性もございますので予めご了承ください。 |
終わりに
最後までご覧頂きありがとうございました。
イベントスタッフの情報は他のページでもご紹介しています!
ぜひご覧ください。