こんにちは、くにぞーです。
かなり久しぶりの更新ですが、今日たまたまシェアハウスを調べていたら、
以前住んでいた『ソーシャルレジデンス蒲田』が閉鎖したことがニュースになってました。。
日本最大規模のシェアハウス「ソーシャルレジデンス蒲田」が10月末に閉鎖されました。多くのカップルが生まれたことから「婚活シェアハウス」としても知られた施設です。住人それぞれの終幕を追いました。https://t.co/4BE1XWHo4i
— 毎日新聞 (@mainichi) December 20, 2020
駅近で品川や都心に近く、川崎へのアクセスもバッチり。
近くの多摩川河川敷までランニングも気持ちよかったなー。
3年前、実家の宮崎から東京へ再出発したときにお世話になったのが、このシェアハウスでした。
めちゃくちゃ思い出深い・・と言ったらそうでもないのですが、なかなか経験できないであろう大人数の集団生活。
今思えば貴重な経験でした。
せっかくなので当時を振り返って感想など書いていこうと思います。
目次
『ソーシャルレジデンス蒲田』はどんなシェアハウス?
オークハウスという不動産・賃貸契約業の会社が管理していたこの物件。
管理人さんや住人が暖かく、どこからでも会話が生まれている、そんな空間がありました。
私も入居当時から暖かく接してもらい、新入居者のための歓迎イベントでカレーなど振舞ってもらいました。
また月1で住人同士の交流イベントがあるなど、とにかくアットホームな環境。
それがソーシャルレジデンス蒲田の第一の印象です。
交流まで見据えた豪華な住居環境
このハウスの特徴。
それは、
・とにかく広い!見た目は普通の巨大マンション
・8階建て260室の完全個室!
これだけでもインパクト大なのですが、設備が充実しているのも大きなポイントです。
1階には、
・大型ラウンジ
・大型キッチン
・防音室(楽器の演奏など)
・鑑賞室(映画鑑賞など)
・簡易トレーニング室
・大浴場
また、専用エレベーターや駐輪場、駐車場も有り。
月1回ペースでイベントも開催され住人同士でクラブ活動もあります。
元社員寮だけあって、部屋同士の音も聞こえず防音対策もバッチリです。
ハウス内の写真は公式サイトにまだ残っていたのでこちからか覗いて見てください☆
https://www.oakhouse.jp/special/srkamata
確か30代の入居が一番多く、次いで20代が多い、若く活気のある場所でした。
冒頭の記事にもあるように、婚活の場としても話題だったみたいですね。
・・・今日初めて知りました(笑)
そうだったのか、道理で恋愛の話を堂々としてる人がいたのか。。
惹かれた利便性と新しい環境での生活
私がこのシェアハウスに住んだ理由は、新しい刺激と初期費用の安さを求めたからでした。
当時、田舎の実家に住んでおり、再び東京で仕事をしようと決心。
しかし一人暮らしをするにしてもお金がなく、生活家電も無かった。
そこで目を付けたのが家具家電付きの賃貸でした。
しかも、シェアハウスなら初期費用が安く(初月の家賃と契約料5万円のみ)、短期間から住むことができる。
また何か『新しい出会い・刺激』がもらえるんじゃないかと期待したのも住んだ理由でした。
当時の家賃は8万2,000円(光熱費・共益費込み)。
部屋は5~6畳の広さにシングルベッド、テーブル・椅子、冷蔵庫、クローゼット、靴箱、有線LAN、エアコン、バルコニー。
各階にキッチン、トイレ、ランドリー(無料)があります。
家賃としては少し高いですが、短期間に住むならまずまずの環境です。
しかも最寄り駅まで徒歩3分。
走れば1分で着きます(笑)
玄関へ行くと、通りすがったプロギャンブラーの『のぶきさん』が、
「いってらっしゃい・おかえり」と声を掛けてくれました。
嬉しかったなぁ。
また他の住人さんからも「こんばんはー」といった挨拶があったり、とても親しみやすく気遣いができる方が多い印象でした。
現実は共同生活にストレスを感じていた
住み始めた当初は、期待とワクワク。
ちょっとしたハウス内での目標があり、
・外国人の友達を作って英会話のレッスンをする
・何か人生のヒントになる交流をする
・あわよくば女性とお近づきになる
といった理想も(一応)持って生活を始めました。
しかし、現実は消極的な姿勢が続きイベントも新入居者の歓迎会以降は参加せず、
声を掛けてくれるのぶきさんともあまり会話をしなくなりました。
正直な話、
当時はイベントの仕事をこなすので一杯一杯で、クタクタの仕事後は一人になりたい。
また休日は誰とも会わず一人でゆっくりしたい・・
ということで外に出てハウスには朝と夜しか居なかったり。。
頑張れば交流イベントへ参加もできたと思います。
だけど親密な関係を続ける気づかいや心の余裕がなくて、結局会話もほとんどせず過ごしてしまいました。
トイレに行くにもお風呂に入るにも必ず人と会う。
入居するまでそれをストレスに感じるなんて思いもしませんでした。
結局1年余りで気持ちの限界を感じ、ハウスを出ることにしました。
今振り返って感じた『環境の可能性』
この1年間はハウスの特徴が、かえって自分を苦しめてしまいました。
それでも恵まれていたなぁと感じることはたくさんあります。
特に今、コロナ禍が進み「ソーシャル」というのが一段と重要度を増しています。
出会い・交流というのは貴重です。
そういう意味でもあの環境には、若くエネルギーがある人が多く、実際気になった女性もいました。
また同世代で同郷の人も住んでおり、広がる輪は確実にありました。
私はその環境を活かせず、一人こもってしまいましたが、少しでも話しかけることができたなら。
もっと得られたものがあったのではないかと思います。
200人以上が住んでいる巨大ハウス。
何もしないのはモッタイナイ!
もしこれからシェアハウスに住んでみたい方、今住んでる方はぜひ何か環境を活かしてください☆
実は今もシェアハウスに住んでいます
ソーシャルレジデンス蒲田を出てから1年後。
私は再びシェアハウスへ引っ越し、今も住んでいます。
前とは違い、こじんまりとした1軒家ですが、家賃も安く都心に近くて気に入ってます。
(部屋の壁さえ薄くなければ・・)
蒲田と違い住人同士の交流はありませんが、以前より環境に溶け込み、心のバランスが取れた生活ができています。
私がシェアハウスで学んだことは、
・小さいトラブルは気にしない
・思いやりを持つ
・メリット(家賃が安い・周辺環境が良いなど)を意識して生活する
です。
一人暮らしと比べると確実にストレスは溜まります。
しかしそれを超えるメリットを求めて住んでいることを忘れないのが大切だと感じています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
いつも恵まれている環境を活かせてない気がする、くにぞーでした。