寒くなると部屋で過ごす時間も増えてきませんか?
エアコンやストーブ・ファンヒーターで部屋の温度を上げるのも大切ですが、忘れてはならないのが湿度。
湿度が低く乾燥した空気ではウイルスが活発になり、インフルエンザに感染する原因にもなります。
冬場になりやすい手荒れやお肌の乾燥も気になりませんか?これらは湿度をある程度保てば防ぐこともできます。
乾燥を防ぐためには保湿をすればいい。その時に活躍するのが加湿器です。
今回は加湿器の種類や正しい使い方・注意点の説明や、おすすめの商品をご紹介しています。
買って後悔する前に正しい知識で選べるようにしましょう。
参考:一人暮らしや10畳以下の加湿器はこちらでご紹介しています。
目次
乾燥で起こるトラブルとは
乾燥状態とは一般的に湿度が低いことを指します。
特に冬場の外は湿度が20~40%に下がると言われています。
湿度が低く、乾燥状態の部屋で過ごすと以下の現象が起こりやすくなります。
- 鼻やのどが乾燥
- 肌・皮膚がカサカサする。かゆくなる
- インフルエンザ等のウイルスが活発になる
- 静電気が発生しやすくなる
どれも辛いものばかりで乾燥状態がいかに大敵か分かりますね。
特にインフルエンザなどの病気は正常の活動を妨げ高熱に長期間苦しむことも。
湿度を保ってこれらを事前に予防したいですね。
加湿で良くなる5つの効果
それでは上記のことも踏まえて、冬場に加湿をするとどういった良い効果がでるのでしょうか。
- 鼻やのどの乾燥防止
- 肌にうるおい・美肌効果
- インフルエンザなどのウイルスの活動を抑制
- ホコリなどのハウスダストの飛散防止
- 静電気の発生防止
などなど加湿の効果はたくさんあります。
日常生活に支障が出る風邪やインフルエンザを予防する為にも加湿を取り入れていきたいですね。
また女性にとって大切な美肌効果もあります。
乾燥した肌ではお化粧のノリも悪くなり、化粧崩れも早くなる経験も多いのではないでしょうか。
加湿器の保湿効果でうるおいを保って、美しい肌を維持したいですね。
4タイプの加湿器! あなたのお部屋に向いているのはどのタイプ?
それでは実際に加湿器を選ぶときにどういったことに気をつければいいのでしょうか。
実は加湿器には4つのタイプがあります。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
①気化式加湿器
パナソニック ナノイー加湿発生機 3畳相当 エレガントホワイト
気化式は水を吸い上げたフィルターに風を当てることで蒸発させ、水蒸気を撒きます。
濡れたタオルをかけておいて湿度を高める方法に似ていますね。
メリットはヒーターがないので電気代が安く済み、吹き出し口も熱くなりません。
デメリットとしてはデザイン性が優れたものが少ない事と、熱を持たない水蒸気が散布するため部屋の温度が下がってしまうことです。
■メリット
送風口が熱くならない
消費電力が小さい
■デメリット
加湿能力は低め
送風ファンの動作音がする
部屋が冷える
②超音波式加湿器
ダイソン 超音波式加湿器 【dyson hygienic mist】~8畳 MF01WS ホワイト/シルバー
名前の通り超音波で水を水蒸気に変えるタイプの加湿器です。
メリットはヒーターレスで消費電力が小さく、ファンも不要なので騒音も小さいのが特徴です。
しかし、除菌機能がないモデルは水中の雑菌を空気中に放出してしまうデメリットや、加湿のパワーがやや劣る傾向にあります。
■メリット
消費電力が小さい
静音性が高い
種類が豊富
■デメリット
除菌機能がないと衛生面に不安
加湿力が弱い傾向がある(4タイプの中で1番弱い)
水蒸気の粒が大きいので部屋が濡れることも
③スチーム式加湿器
スチーム式 加湿器 プラスマイナスゼロ ±0 [ humidifier ] [ ホワイト/XQK-V040 ]
スチーム式は水を加熱して蒸気にする方法です。沸騰させたヤカンの蒸気と原理は一緒ですね。
拭き出口が熱くなり、やけどの危険などもあったのですが、最近は液体そのものを沸騰させない機構を搭載した「熱くならない製品」も登場しています。
メリットはパワーが強く大きな部屋にも対応できる点と、熱も放出するので部屋が暖かくなりやすいです。
デメリットは電気代が他のタイプに比べて高くなりやすいところです。
■メリット
勢いよく加湿できる
殺菌効果がある
暖かいので冬場に向く
■デメリット
消費電力が大きい
送風口が熱くなる
④ハイブリット式加湿器
ハイブリッド加湿器「フロートL」 木目調 ナチュラルウッド HFT-1624NW
スチーム式と気化式、もしくはスチーム式と超音波式を組み合わせた方式です。
気化式の低い加湿性能や、超音波式の衛生面といった弱点を克服しています。
まさしく、いいとこどりのハイブリットタイプですね。
そのため、メリットは高性能で弱点が少ない点が挙げられます。
デメリットは高性能の分、本体代が高いことと種類も豊富ではない点です。
■メリット
スチーム式よりは消費電力が小さい
送風口が熱くならない
雑菌の繁殖を抑えられる
■デメリット
価格が高くなってしまう
種類が少ない
あなたのお部屋に会う加湿器の選び方
ここまで加湿器の種類をご紹介してきました。
ではこの中からあなたのお部屋に合う加湿器はどれなのでしょうか。
まず大切なのは加湿のバランスです。
過剰な加湿は、結露やカビ発生の原因になってしまいます。
高い加湿能力を持つ物でも、自動運転モードなどを使って適切な湿度を保つ必要があります。
その他にも電気代も考慮して選びたいですよね。
ここでポイントをまとめてみました。
目的別・部屋で加湿器を選ぶポイント
① 部屋の大きさと加湿量
上記で説明した通り、加湿器は4タイプに分けられます。
例えば、スチーム式などは値段も手ごろですが、狭い部屋で使うとパワーが強過ぎて湿度を上げ過ぎてしまい、びしょびしょになってしまう危険性があります。
よく使うリビング周りやベッド周りなど小エリアを潤すには超音波式、8畳以上の広さならハイブリット式や気化式など部屋のタイプで選びましょう。
また、加湿量が大きくなると加湿器のサイズ自体が大きくなってしまい、狭い部屋のスペースを占領することにもなります。
お部屋のサイズに合った加湿量を選ぶのもポイントです。
(加湿量とは湿度を上げるための水分の量と覚えておいて下さい。この後で詳しくご紹介します。)
② 価格、電気代
加湿のタイプと加湿量の次は本体の価格も注意しましょう。
大は小を兼ねる。という言葉がありますが、加湿器の場合は小さい部屋に大きな部屋対応のものを置いても能力とお金の無駄遣いになってしまいます。
「せっかくだから同じタイプでも高い物を選ぼう」と安易に考えずにしっかり部屋の広さに合った物を選びましょう。
また、見落としがちなのが電気代。メーカー・タイプでかなり消費電力が変わってきます。
特に1日中つけっぱにしたい方は消費電力のチェックを忘れずにしましょう。
消費電力で選ぶなら超音波式がおすすめです。
消費電力が小さく、電気代の節約にもなり水を粒子にして放出するため、スチーム式に比べて結露が起きにくいというメリットがあります。
一方で、水を加熱しないので、雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
忘れがちな加湿器のメンテナンスも小まめにし、清潔を保ちましょう。
③ 加湿以外のプラスアルファの機能
加湿と一緒に空気をきれいにしたい人は、プラズマクラスターなど清浄機能が搭載された物や、睡眠時も使いたい人は空焚き防止機能やタイマー機能。
インテリアとしても楽しみたい人はLEDランプ内蔵、アロマを焚いてリラックスしたい人はアロマデフューザー付きのものなど、プラスアルファの機能で自分にとって何が必要か決めておきましょう。
④ デザイン性とサイズ感
毎日のように見る可能性が高い加湿器。それだけに、自分の気に入ったデザインというのはとても大切な要素です。
人が遊びに来るような部屋ならもちろん、誰も来なくても飽きないお気に入りのデザインを選ぶといいでしょう。
また置き場所に合ったサイズの加湿器を選ぶことも大切です。
⑤ 生活環境が変わらない方は2~3年先を見据えて選ぶ
①~④まで加湿器の選び方をご紹介しましたが、最後に使う期間を考えて選ぶ方法もあります。
乾燥の悩みは毎年訪れます。
そのたびに加湿器の出番は回ってきますから、なるべく長期間使える物を選びたいですよね。
加湿器本体の価格は3,000円代の安いものから、6万円まで様々ですが、使い勝手やメンテナンスの頻度などは価格より大切になることもあります。
エアコンやテレビ・洗濯機などを買う時と同様に、加湿器を選ぶ際も先見の明を持つ事が大切です。
人気のおすすめ加湿器ランキング
ここからは人気の加湿器をご紹介します。
価格.comやAmazonの口コミを参考にしています。
今回は10畳以上の広さにおすすめの加湿器を選びました。
10畳以下の加湿器は下記ページでご紹介しています。
気になった商品があれば嬉しいです。
◎参考 部屋の大きさと必要な加湿量の関係について
これまで何度か「加湿量」という言葉を使いましたが改めて説明します。
加湿量は正式には『定格加湿能力』と呼ばれ、(社)日本電機工業会JEM1426で定められた、室温20℃ 湿度30% の時に1時間あたりで放出できる水分量=「mL/h」で決まります。
つまりこの水分量が高いほど湿度を上げやすいのですが、部屋が広くなるほど求められる水分量は多くなります。
よって私たちが求める加湿量(=加湿能力=水分量)は部屋の広さに応じて、より多く水分を放出する加湿器を選ばねばなりません。
下記の表に部屋の広さに応じて湿度を上げるために必要な加湿量を記しています。
【JEMA 1426 定格加湿量と適用床面積】
定格加湿能力(ml/h)
(湿度を上げるために適した能力値) |
適用床面積(加湿器を使うお部屋の面積) | |||
一戸建住宅(木造)和室 | 一戸建住宅(プレハブ)洋室 | |||
平方メートル(m2) | 畳 | 平方メートル(m2) | 畳 | |
200 | 6 | 3 | 9 | 6 |
250 | 7 | 4 | 11 | 7 |
300 | 8 | 5 | 14 | 8 |
350 | 10 | 6 | 16 | 10 |
400 | 11 | 7 | 18 | 11 |
450 | 13 | 8 | 21 | 13 |
500 | 14 | 8.5 | 23 | 14 |
600 | 17 | 10 | 27 | 17 |
700 | 20 | 12 | 32 | 19 |
これから紹介する商品の情報にも具体的な数字を記載したので参考にして下さい。
※各電機メーカーのカタログの記載は「規格化財団法人 日本電機工業会」により必要加湿量を簡易計算方法で算出しています。
1. ハイブリット式加湿器
まずは高い加湿性能と衛生面に優れたハイブリット式からご紹介します。
お値段は他の加湿器より割高になりますが、性能はピカイチです。
① シャープ プラズマクラスター搭載 加湿機 ハイパワータイプ ハイブリッド式
あのシャープのプラズマクラスターが付いたモデルです。
ハイブリット式なので加湿量も抜群で、温度と湿度のWセンサーで余分な加湿を抑えて省エネに対応。
広さも8.5畳~18畳に対応しているのでキッチンとリビング、リビングと寝室など2部屋を併用して加湿することもできそうですね。
お手入れカンタン設計になっているのもGOOD。
1時間当たりの電気代 | 約5~5.2円 / 自動エコモードで約0.5円※1kw/h=27円(税込)で算出 | 価格 | 1万3,000円~ |
連続加湿時間 | 約8時間~21.6時間 | タンク容量 | 4.0L |
タイマー | OFFタイマー(2/4時間) | その他 | うるおい・静音運転、快湿湿度サイン、お手入れランプ、水切れ検知装置、広口タンク、プラズマクラスターシャワー運転、自動エコモード、風向可変ルーバー、ワンタッチ着脱式吹出口、フィルター乾燥、対震自動運転停止装置 |
木造:8.5畳 / コンクリート:14畳のタイプはこちら(加湿量 500ml/h) |
シャープ(SHARP) 2017-09-07
|
木造:11畳 / コンクリート:18畳のタイプはこちら(加湿量 670ml/h) |
|
② ダイニチ ハイブリッド式加湿器
静音性と高い加湿能力が評判のダイキンの加湿器です。
デザインが加湿器っぽくない事や、音が静かな事から購入したという方も。
加湿器から出る風は熱くならず、赤ちゃんがいる家庭やペットを飼っている方も安心です。
自動運転で湿度調節ができるので、結露などのコントロールもスムーズに行うことができます。
抗菌気化フィルター・抗菌エアフィルターも搭載し、抗菌やカビの増殖を防ぐ効果もあります。
プラズマクラスターなどの機能はありませんが、加湿器としてはコストパフォーマンスが良い製品です。
1時間当たりの電気代 | 約6.4円~ / 自動エコモードで約0.4円※1kw/h=27円(税込)で算出 | 価格 | 1万6.600円~ |
連続加湿時間 | 約8時間~ | タンク容量 | 6.3L |
タイマー | OFFタイマー(2/4/6/8時間) | その他 | 自動運転、タイマー機能、チャイルドロック |
木造:12畳 / コンクリート:19畳のタイプはこちら(加湿量 800ml/h) |
ダイニチ 2017-09-01
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木造:14.5畳 / コンクリート:24畳のタイプはこちら(加湿量 960ml/h) |
ダイニチ 2017-09-01
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③ d-design 加湿器 ハイブリッド式
デザインと加湿能力に優れた製品です。
アロマ機能も搭載しているのでデザインと共に香りを楽しむこともできます。
オシャレなデザインがお部屋の雰囲気を高めてくれること間違いありません。
欠点は加湿音がやや気になるところです、その為使う場所は寝室よりリビングなどが良いかもしれません。
色は「ホワイト」と「シャンパンゴールド」があります。
また「クレベリン LED」という、ウイルス除去・除菌・消臭等の働きを持つ二酸化塩素を発生させることができる装置が付いたモデルも登場しています。
これは、LEDから発せられる光を、二酸化塩素発生剤「クレベリン LED カートリッジ」に照射することで、二酸化塩素が発生するとのこと。
ウイルスの除去・除菌・消臭にもこだわりたい方はおすすめです!
1時間当たりの電気代 | 約2円 (公式サイトより) | 価格 | 1万8,800円~ |
連続加湿時間 | 約8時間 | タンク容量 | 4.0L |
タイマー | OFFタイマー(2/4時間) | その他 | 自動運転 タイマー機能 アロマ |
木造:12畳 / コンクリート:19畳のタイプはこちら(加湿量 700ml/h) |
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クレベリン LED搭載はこちら(加湿スペックは上記と同じ) |
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2. 超音波式加湿器
加湿器の中でも一番種類が多いのが、この超音波式です。
その為デザインも豊富で、オシャレな見た目と一緒にアロマを楽しんだり、光る本体で暗闇を演出したりと、加湿以外の役割を担う製品も多く登場しています。
メリットはとても静かで寝ている時でも音が気になりにくい点。
ただし加湿能力はそこまで高くない為、最大10畳ほどの物がほとんどです。
広すぎるお部屋には複数の加湿器を置くことも検討しましょう。
① ドウシシャ 加湿器 超音波式 アロマ対応 ベイパー ピエリア
サイズが幅15.5×奥行15.5×高さ34.5cmとコンパクトで場所を選ばず起きやすい加湿器です。
アロマ機能も搭載し、見た目のオシャレと一緒に楽しむことができます。
簡単操作で値段もお手頃ですが、タイマー機能はないのでご注意。
色はダークウッド・ナチュラルウッド・ホワイトの3種類あります。
1時間当たりの電気代 | 不明 | 価格 | 5,280円~ |
連続加湿時間 | 約8時間 | タンク容量 | 2.6L |
タイマー | なし | その他 | アロマ |
木造:5畳 / コンクリート:8畳タイプ(加湿量 300ml/h) |
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② SOFER(ソフェル) アロマディフューザー 木目調
木目調がお洒落なアロマディフューザーです。
LEDは照射範囲が狭いのであまり明るくはありませんが、ほのかに光る大人しめのLEDが良いムードを演出します。
7色の光は自動的に変えることや、手動で変えることもできます。
アロマオイルを数的垂らすだけで空間全体に香りを広げてくれるので、毎晩寝る前の楽しみに使用している方も。
自分の使用だけではなく、誕生日の贈り物、プレゼントにもピッタリです。
1時間当たりの電気代 | 不明 | 価格 | 3,880円~ |
連続加湿時間 | 約14時間 | タンク容量 | 600mlL |
タイマー | なし | その他 | 空焚き防止機能付き アロマ |
9畳まで(加湿量 不明) |
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加湿のしすぎに注意! 加湿器を利用する時の注意事項
加湿器のおかげで湿度が上がることは良いですが、加湿のしすぎには思わぬデメリットがあります。
一般的に、お部屋の湿度は45〜60%が理想とされています。
しかし理想を超え湿度が60%以上になると、カビが発生しやすくなってしまいます。
「寝ている間の乾燥が気になるから」と一晩中加湿器を作動させておくと、お部屋の湿度は高くなりすぎてしまうことも。
その結果、気がつくとカーテンや寝具、家具の裏など湿気がたまりやすいところにカビが大発生という結果になってしまう可能性があるのです。
カビはアレルギーの原因となり、そのせいで健康を損ねることも知られています。
湿度は最大でも60%程度に収まるように加湿器の湿度管理機能や湿度計を使ってコントロールしましょう。
私の部屋も湿度が50%近くになると窓枠に水滴が付くようになるので、一度加湿器を止めたり、空気を入れ替えるために換気をするようにしています。
人間の体感は当てにならない
実は人間の体感湿度は意外とあてになりません。
「乾燥しているな」と感じても、それは自分の肌やノドの状態だけであって、実際には十分な湿度があるなんていうこともあります。
加湿器を使う際には、まず実際の湿度を確認してから使いましょう。
加湿器を設置する場所にも気をつけましょう
加湿器を利用する時に考えたいのが、設置場所です。
「お肌やノドの乾燥が気になるから」と枕元で使用していると、気づかない内に枕や布団がカビだらけ!という悲惨な事態になりかねません。
お部屋の空気の流れを考えた配置が重要です。
同様に、お部屋の外壁に近い場所に加湿器を設置すると、吹出口から出る湿度の高い空気が急激に冷やされて、外壁の結露の原因になります。
結露はカビの原因になりやすいため、お部屋の中心部や外壁から少し離れた場所に置きましょう。
エアコンを使っている時はエアコンの下に置くのもベストです。
加湿器を使う際に気をつけるポイント
- 湿度は45~60%に保つ
- 体感は当てにならない。加湿の前に湿度を確かめる
- エアコンの風が直接当たらない場所に置く
- テレビなどの電化製品の近くは避けて置く
- 窓・外壁の近くは結露してしまう恐れがあるので避けて置く
他にもある加湿器のこんな疑問
加湿器を使うにあたって疑問に思う事をまとめてみました。
加湿器に入れるのは水道水より浄水のほうがいいの?
加湿器には水道水を使いましょう。
水道水には消毒のために微量の塩素などが含まれています。
これは雑菌やカビの胞子の発生を抑える効果がありますが、浄水にはこの塩素などが含まれていないので雑菌やカビの胞子が発生しやすくなります。
浄水器はこれらの成分を除去できるので、飲み水や食事を作るのには向いていますが、加湿器に入れるのは避けたほうがよいでしょう。
精密機器のある部屋で加湿器を使っても大丈夫?
大丈夫です。乾燥していると静電気などが発生し、精密機械に悪影響を及ぼします。
ただし、湿度が高すぎると故障の原因になる結露が起きる可能性も出てくるので適正な湿度を保つようにしましょう。
また機器に直接水蒸気が当たる場所は避けて置きましょう。
タオルを濡らして室内に干せば加湿器はいらない?
加湿効果はありそうですが加湿器と比べると加湿量は劣ります。
電気代もかからず静音性に優れるメリットはありますが、タオルに雑菌が繁殖した状態で水蒸気になってしまっては健康に悪影響が出る可能性もあります。
せめて沸騰したお湯などで発生した蒸気で加湿するか、除菌効果を搭載した加湿器を選ぶことがよいでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私も調べてみて、思った以上の高機能やおしゃれなデザインにビックリしました。
インテリアや間接照明になったり、空気清浄機能やアロマディフューザーになるなどプラスアルファの機能も充実していますね。
もはや湿度を最適に保つ機器に収まらず、部屋を豊かにする家電だと思いました。
寒い冬を健康的に楽しく過ごすためにも、加湿器でお部屋と自分自身を上手にケアしたいですね。
本日もご覧頂きありがとうございました。
ご紹介した加湿器一覧